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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

最後に勝利するヒロインは…「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」 最終9巻 感想 

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この島には淫らで邪悪なモノが棲む 9巻 感想です。


エロティックな風習が残る田舎の限界集落を舞台としてサスペンスものだと思って読み始めた本作も、UFOなどSF要素も登場して創大な様相を呈する展開となりついに完結巻。


ここまで語られなかった物語の謎の説明のためか、読者が期待しているシーンはこれまでよりはやや控えめ。

でもカラー扉絵は綺麗だったし、挟めるところにはきちんと挟んでくる「淫ら」なシーンは本作の見どころと言えよう。

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さて現在の時間軸で火炙りで処刑されようとしている一郎太。身体を奪われただけの主人公にとっては災難でしかないし、まさかこのまま最後まで主人公本来の人格が登場しないとは思いもしなかった。

現代に蘇った一郎太がここまで恨まれているのは、かつて敵の大群が攻め込もうとしている中、民と星を犠牲にしてでも愛する人の蘇生を優先しようとしたからだった。一見病んでしまっての行動に見えるけど、元々サイコな性格な気がしてならない。

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最後まで創造主である一郎太を信じていた村長にしてみれば自分たちを使い捨ての玩具のように扱うのには激おこだろう。

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かつての一郎太の最期は村民と地球を犠牲にしようとすることを良しとしない姫長の手引きにより、敵将に打ち取られるというものだった。

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姫長的には苦渋の選択であったからこそ、現在の時間軸で火炙りにされそうな一郎太を守ることに必死であったというわけね…

姫長の思惑通りに行きそうな中、このタイミングで突然姫長のボディとなっている人格が目覚めてしまった。しかも狂気に満ちていて、だからこそ自らを拘束していたらしい。

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ほんと突然でどうしてこんなタイミングでって感じだったけど、こんな状況だからだろうかね。特に説明はなし。

シリアスなシーンでも女性陣が乳房をさらけ出しているがそんなに気にならない。

身体の主導権を取り返された狂気モードの姫長はそのまま目的を果たすことなく、被害を抑えるためについには討ち取られてしまった…

姫長は報われないし、ここまで被害甚大で一郎太もさすがに精神的に消耗しているようだった。

しかしそんな一郎太を助けに来たのは1巻からの正ヒロイン ハルさん。しかもその正体はかつて民や星を犠牲にしようとしてまで助けようとしたマハさんであった。

精神ズタボロの一郎太に甘くて優しい言葉をかけ全てを包み込む暖かさにバブみを感じるねw

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ハルは物語開始当初から中身はマハであった。生命維持装置に繋がれたままただ生きていただけだったマハはカルマ落ちしたハルのみが話し相手であったそうだ。そんな中ハルは10年間の身体のレンタルを提案し、ハルの身体を借りたマハは現世を楽しんでいた。

10代の10年間をプレゼントとかハルの本来の人格もだいぶおかしくなっていたんだね。

そしてハルがマハの肉体と一緒に死亡していたのは未来を信じていなかったかららしい。この物語で一番可哀そうなのはハルかもしれない。

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マハに助けられた一郎太は一緒に宇宙に旅立った。その後村がどうなったのかわからないし、前述の通り主人公が登場することはなかった。主人公だと思っていた人物はあくまで一郎太の一部でしかなかったのかもしれない。

最後は愛し合う二人で、この物語を表すぴったりな一コマだったと思う。

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個人的な評価
★★★☆☆



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島民同士で戦いを始める…!?「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」 8巻 感想 

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原 つもい
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この島には淫らで邪悪なモノが棲む 8巻 感想です。

前回島の男衆が女衆を皆全裸にして監視を始めたのは超展開だったけど、まだまだサイコな展開は続いた。


一太郎を保護するヒロインの一人は自身が籠城する迎賓館にやってきた男どもを問答無用で射殺し始めた…

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肉欲のためならここまでするんだから正気じゃない展開。

銃による狙撃に対抗するために、男たちは監視していた全裸の女衆を後ろ手で縛り肉の壁として使う手段に出て島はさらにサイコな状況になって驚いた… テロリストのやり方と変わらないじゃん。

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そして狂ってる者同士の戦いにこんな壁は通じなかった。

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まぁでも一応この島の女衆は撃たれる痛みはあれど肉体が滅んでも別の身体を使って復活できるという設定だからいいのか?肉の壁はスペアボディの在庫切れを誘うという意味で。

主人公の身体を絶賛乗っ取ている一太郎も人間らしさが無く、ただのサイコパスに見えるくらい異常性を感じた。

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それゆえに人間の行動を理解できずヒロインを一人失い捕まるが、ここで乗っ取りを止めるという手段に出てなかなか邪悪な存在だった。

久々に登場した主人公の人格だったが、これまでの記憶や女たちとの快楽も感じていたそうだ。自分は少しも悪くないと言う主人公は火炙りの刑に処せられそうになっていた。

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確かにこの主人公は身体を乗っ取られていただけだろうが、なぜかこの主人公もサイコなキャラに思えてしまうから不思議。ここまでまともなキャラが登場していないから主人公までもまともじゃないキャラと思えてしまう。

島のシステム上太刀打ちできない姫長がどうにか庇うが、男衆もだいぶリミットが外れてしまっているらしく、滅ぶ道を選ぶようだった。

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次回が最終回。

この島では人権がないハルが実は超重要人物だったから、ここでワンチャンあるかどうかというところ。唯一の善性w

狂気が伝染するかのように猟奇的になってしまった島民たちはグッドエンドを迎えることができるのだろうか。

今回まともな人間が登場しなくてこの超展開で開いた口が塞がらなかったw

個人的な評価
★★★★☆



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島で主人公排除の動きが…!?「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」 7巻 感想 

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この島には淫らで邪悪なモノが棲む 7巻 感想です。

物語の舞台となる島の空気がどんどん悪くなっていく第7巻。

現代に蘇ったかつて島に厄災をもたらした存在「一郎太」を姫長が可愛がっていることを知った村長は、これを只ならぬ事態と感じかなり感情的になっていた。

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およそ冷静さを感じたい雰囲気で過去に何があったのかますます気になるところ。

その一郎太は島の娘に羞恥プレイをして楽しんでいた。

パンツを自ら脱がせてスカートもめくらせて。四つん這いになっている状態で濡れているところを他の娘にも見せるというやりたい放題なプレイだった。

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もはや主人公はボディだけしか登場していない…w

しかし羞恥プレイが過ぎたためスコップで頭を殴られ拉致監禁されてしまったのだった。快楽は自分だけのものと犯行に及んだのもよっぽどだが、自業自得だね。

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手錠で拘束され快楽製造マシンにされそうだったけど、色々島や一郎太の過去についても完全ではないが教えてくれたりもした。

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この娘は姫長でさえ危険視している一郎太の死の記憶の扉を開いてしまいそうな予感…

そして現在もシステムが生きる宇宙船では自爆装置が働こうとしていたり、一郎太化した主人公を排斥するために島の男たちが一致団結したり不穏な空気が漂い始めていた。

一郎太討伐に邪魔な女衆は一か所に集めて持ち物を没収するという処置をしていたが、服まで預かる徹底ぶりでドン引きだったw

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裸で動けないという抑止力はわかるけど、仮にも同じ島民でデリカシーがない。

あとこの漫画こういう作風ならもっと羞恥心を感じてる描写を描くべきだろう。ほとんど皆まるで裸が普通かのように脱いでてこれじゃあ中途半端じゃん。

そろそろ最終回と思っていたけど、まだ何巻か続きそうな雰囲気だった。

個人的な評価
★★★★☆



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過去を見てしまった主人公に異変が…!?「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」 6巻 感想 

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この島には淫らで邪悪なモノが棲む 6巻 感想です。

自分そっくりな過去の人物「一太郎」の記憶を見た主人公「梶浦」は、目が覚めるとまるで一太郎そのものになってしまったかのように中身が変わってしまっていた。

一太郎の記憶のコピーが一太郎のフリをしているようだけど、梶浦としての人格はほとんどないように見えた。

だが媛長様は大興奮の大歓喜。かつて愛して失った人物が蘇ったのだから無理もない。

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一太郎(偽)は触れた相手のドーパミンを出して快楽を与えるスキルを有していた。

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ちょっと触っただけでヒロインの下半身を大洪水にすることができる淫らで邪悪なスキルだった。もうこの作品まったく手加減しなくなったな!

疑似的にも蘇った一太郎だったが自分の死の真相の記憶はなく、またそれは島民にとってもタブーのようだった。UFOの復活も禁忌らしいし、媛長様の中にいるベースとなった身体の元の魂とやらも何やら秘密があるようだった。そもそも一太郎がどうやら戦犯らしく復活は忌み嫌われた。

そんな感じで意外と今回は伏線が貼られていて、ストーリーの方もアレなシーンの方もイケイケだった。

媛長とのムフフなシーンもがっつり収録。やっぱりもう躊躇の無さを感じる。ロリ婆な幼ボディだからすごく犯罪的なシーンに仕上がっていた。

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夜戸はカルマ落ちという身分の低い状態で媛長様に立て付き、色々知りすぎていたため暴行を受けた上で投獄されてしまった。

でも助け出されて一応自由の身になったし、ここから逆転劇があることを期待したい。

ドーパミンを強制的に分泌させられ快楽に染まってしまったヒロインは、その快楽からに抜け出せなくなり再び同じことをしてくれと一太郎の元を訪ねていた。

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きっと麻薬のような中毒性のある刺激だったのだろう。次回予告もこのスキルについて掘り下げることを匂わす内容だったし、次回もヤバい内容になるだろう。

個人的な評価
★★★★☆



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古臭い風習の裏には超科学の影が…!?「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」 5巻 感想 

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この島には淫らで邪悪なモノが棲む 5巻 感想です。

今回はいつもに増してエロマンガ路線!

精神世界で呪いの樹までたどり着くには扉を開く必要があるが、その扉が開くのは主人公が絶頂に達した瞬間だったw

そこで全裸になった主人公を姫長様が同じく全裸になって奉仕する流れとなった。

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どうしてこんな方法で扉が開くのか疑問しかないが、こういう強引なまでの展開好きだわw

そして主人公はこの島の過去の物語を見ることになった。

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主人公にそっくりな過去の人物とヒロインは、島に不時着したUFOを発見していた。ほどなくして人間と同じ見た目で巨乳の宇宙人と交流を持つようになり、UFOを弄りながら電子機器の知識を身に付けていった。

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大名とか年貢とか言っている時代に、カラクリの回路が云々と言っているシーンはなかなかにセンセーショナル。

そして男は独学に加えUFO備え付けの学習装置によりさらなるオーバーテクノロジーの技術を学んでいったのだった。

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この超科学の技術知識が今の時代の風習にどう関係しているのかはまだ明かされなかったが、目を覚ました主人公が目的したのは姫長様とハルの百合シーン。

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主人公が意識を飛ばしている間に何をやっているんだと思うが、意味のある行動ではあるみたい。

そして有能なことに、このシーンには描き下ろしがあって、ここに至るまでの過程漫画が収録されていた。しかも全ページに漏れなく裸が描かれているw きっと電撃大王の連載じゃアウトになったんだろうね。

身分の違いを利用してハルに服を脱がせ、自ら足を広げさせ、見えにくいからと腰まで上げさせ恥ずかしいポーズを決めさせた姫長様がチェックしたかったことはやっぱりわからないけど、とりあえず生娘かはしっかりチェックしていた。

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そして残念なことに生娘ではなかった…

理性が吹き飛びやすい主人公がこんなシーンを見てまたケダモノになってしまわないか心配になる終わり方だったw



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管理人:じゃいろぺりん
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