藤原ここあ
スクウェア・エニックス (2014-07-22)
優秀かつクールで残忍な参謀として悪の王の片腕として数えられる「
ミラ」は、自らが所属する悪の組織の敵である魔法少女の「
深森白夜」に一目惚れしてすっかり入れ込んでしまっていた…
幸薄で意思が弱く、お金を稼ぐために魔法少女の仕事をしている白夜が本当に可愛かった。小動物的可愛さ。
この作品の大半は白夜の可愛さでできている。この白夜に骨抜きにされている参謀さんは読者そのものではないだろうか?

敵幹部をここまで骨抜きにする実力は驚異的なものだw なでなでしたくなる。
しかし戦闘力はそこまでないのか、スライムにすら負けてえっちなことになってしまうところも可愛かった。

その姿を見てスライムを放った参謀本人がスライム退治をしたのは笑えたw
たしかに守ってあげたくなる魔法少女だった。
白夜を魔法少女にした「
御使いさん」はQBとはまた違った悪で、私利私欲のために白夜を利用していた。

こういう背景もまた白夜にキュン死させられる要素の一つだなw
しかも健気!

戦闘兵に捕まりミラに献上された魔法少女は監視カメラで記録されている中尋問されることになるが、この危機を乗り越えるために参謀が無駄にその実力を発揮していて笑ったw しかし魔法少女を捉えたお手柄な戦闘兵たちを全滅させていいのか?
厳しい尋問の内容はくすぐることで、映像には残らないように工夫していた。まぁでも映像に残したい可愛さだね。

ひたすら可愛い魔法少女と、その魔法少女に萌えて悪の参謀のクールで残忍なはずのキャラが崩壊している姿が面白い作品だった。
とても癒された…
個人的な評価★★★★★
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