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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

ザ・スニーカーLEGEND掲載「涼宮ハルヒシリーズ」書き下ろし小説 感想 

ザ・スニーカーLEGEND (カドカワエンタメムック)

KADOKAWA (2018-10-31)
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多くの若者を二次元趣味に走らす切っ掛けとなったラノベ界のレジェンド「涼宮ハルヒシリーズ」

今でもこの作品以上に面白いライトノベルは無いかもしれない。過言ではない。

だが本編は2011年発売の涼宮ハルヒの驚愕以来ストップしていて、作者生存のまま永遠の未完結作品になりそうな勢いだ。

しかし今回、短編の番外編でありながらスニーカー文庫30周年記念で新作小説が載るということで、1号限り復活のザ・スニーカーを購入してみた。

やっぱり面白い。面白いから顔はニヤついてしまうが、こうして再び涼宮ハルヒの新作物語が読めることに目頭が熱くなってしまった。

物語は、学校の七不思議に興味を持ってしまったらしいハルヒ行動を予想した古泉やキョンが、先んじて穏便な学校の七不思議をでっちあげるというもの。

今回限りのモブかもしれないがやや特徴的な新キャラが登場したり、やっぱりキョンや古泉の予想斜め上を行くハルヒの突拍子の無い行動は変わらずだった。

長い年月をかけてやっと本編を読みたい欲求を封じることができていたのに、こんな物語を読んだらまた欲求が出てきてしまう…


カラーページにはアニメのキャストのコメントもあって、俺の中では杉田さんと言えば銀さんではなくキョンだなぁと改めて思った。

それとイラストを白身魚さんが寄稿しているのもいいね。

白身魚さんと言えば堀口悠紀子さんの別名義でアニメ版涼宮ハルヒの憂鬱の作画監督をしていた人だ。

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もちろんいとうのいじさんの絵もたくさんあったし、ビジュアル的にも嬉しい一冊だった。

また、トリビュート小説としてさがら総さんが将棋をテーマとしたハルヒの短編を寄稿していた。

「涼宮ハルヒの一手損角換わり」

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表紙はこれのオマージュらしい。

現代将棋の思想 ~一手損角換わり編~ (マイナビ将棋BOOKS)

将棋がわかる人には面白いタイトルだが、物語はSOS団メンバーでペア将棋をしていたらハルヒの改変能力が発動していつのまにか将棋でない別のゲームとなって、さらに現実世界もおかしくなってくるというもの。

どこまで本編の設定に準ずるかわからないが、古泉がキョンにボードゲームで負けまくっているのは普通にキョンが長門が認めるほど強いからとか、ハルヒはキョンが負けを認めるところを見たくないけどハルヒ自身も負けたくないと思っているとか、二人の関係性が面白い場面があってさがら総さんの涼宮ハルヒシリーズへの理解と愛を感じた。


久々に涼宮ハルヒの物語を読むことができて色々こみ上げてくるものあった。

ああ… それにしても本編が読みたい…



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ファンなら手元に置いておきたい一冊!!「OFFICIAL FANBOOK 涼宮ハルヒの観測」 感想 

OFFICIAL FANBOOK  涼宮ハルヒの観測 (角川スニーカー文庫 168-51)

角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-06-15)
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内容は帯にも書かれている「ハルヒのすべてがここにある!」ということで間違いなかった。これまでのハルヒの歴史がぎゅっと詰まっている一冊だった。ファンブックとしては充実している方だと思う。

ピンナップにはハルヒとヤスミと佐々木が描かれていて、裏にはこれまでの時系列が年表になっていた。作中で改変されたり、過去に行ったりしてごちゃごちゃした物語だから整理するのにちょうどいい。

第一章のキャラ紹介は特記することもなく普通だった。この本を買うようなファンならこれを見なくてもすでにキャラについては熟知しているのではないかと思った。ただ生徒会長とかマイナーなキャラはさすがに忘れているw

第二章はこれまで発売された原作の「憂鬱」~「驚愕」までの詳しいあらすじがそれぞれ書かれていて、良かった。

たまに特定のエピソードを読み返したくなるがどの巻のエピソードに載っているのかわからなくなるし、これを目次代わりすればいいと思う。

第三章は谷川流といとうのいぢへの質疑応答で、作品についてのことからプライベートなことまで語られていた。

驚愕がここまで遅れたことへの言及は残念ながらなかったけど、「執筆中に悩んだ時は、どうしますか?」という質問はあって興味深かった。驚愕のときはその解決法でもダメだったんだろうねw

第四章はエンドレスエイトのループについての解説を谷川流がしていて、読み物としては面白いと思った。

第五章は座談雑談で、谷川流といとうのいぢとその他スタッフでの雑談だった。本当に雑談と言う感じで、ハルヒの話というよりは作者の話という印象を受けた。

最後の第六章は涼宮ハルヒシリーズのヒットの歴史が年表になっていて、改めてハルヒは社会現象だと思った。ただ、『新TVアニメで「エンドレスエイト」のエピソードが話題となる』という項目にはムッときた。

何成功したかのように書いてるんだと。確かに話題になったが悪い意味でじゃないか。飲食店で食中毒が出て話題になるのと一緒。

エンドレスエイトはハルヒ信者の俺でもゆるさない。

個人的な評価
★★★☆☆



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SOS団にハルヒの試験を突破した新入生が入団!!「涼宮ハルヒの驚愕」 感想 

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
谷川 流
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-05-25)
売り上げランキング: 4


4年ぶりの新刊。本当にこの日が来るのか本当に疑わしかった。4年という月日は長くて、大学に入学して卒業してしまうくらい待った気がする。

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書店で買ったらクリアファイルも貰った。

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けいおん!のクリアファイル同様使えないけどw


物語は前作の分裂からの地続きの続編で、4年という時間は消失の内容を忘れるのに十分だった。

でも読むにあたって最低限電話を境にαルートとβルールに分かれ、αルートではほのぼのといつものハルヒで新入団員を募集しその中に妖しい女子生徒が居たことと、βルートでは長門が熱を出してダウンしたことを覚えておいた方がいいだろう。

話が違うαルートとβルートを同時進行で読むのは違うラノベを読んでいるようで疲れたが、最後の結末の盛り上がりと面白さはいつものこのシリーズで安心した。

何故か筆が乗らずにこんなに時間がかかったようだが、面白さがダウンしているようなことはなかった。


本編は懐かしいキョンのナレーションから始まり、ほのぼのαルートとシリアスβルートが交互に描かれていた。

βルートではキョンに迫る天蓋領域の九曜の目の前に朝倉が現れて驚愕した。消失のときもそうだが、朝倉は便利なキャラだと思った。長門のバックアップである朝倉が出てくるということは長門がかなりのピンチということだけど。

さらに喜緑さんもこの場に現れたが、彼女はキョンが死のうが何が起きようがただ観察するだけの存在らしい。ちょっとは味方だと思っていたけど頼りにならないやつだ。

喜緑さんや九曜は人間なんてどうでもいいと思っているらしい。九曜が情報統合思念体のインターフェイスに興味を持っていることは意外だったけど。

橘の発言から明らかになったが、古泉は機関のボスで一人で機関を立ち上げて今も運営しているそうだ。古泉はそれを隠しているようだがこれは何かの伏線だろうかね。一度だけ裏切るらしいけど、組織のボスがそんな行動をしたらどうなることやら。

朝比奈さんたちが時間移動しているときに使うTPDDは時間平面に穴を空けることでそれを可能としているようだ。だからそれを繰り返すと時間平面がボロボロになりヤバいようだ。これも何かの伏線だろうかね。

ハルヒの消失のとき谷口にできた彼女の正体も明らかになったw 当時はどうでもいいと思っていたが、谷口の彼女の正体はなんっと九曜だった。九曜はキョンと間違えて谷口に近づいたそうだ。

人間を下に見ている連中からしたら人間の個体差がわからないのかもね。それと、消失で改編前から地球に居たことになるが、あの改編には巻き込まれなかったらしい。まぁ、これはきっとただのプチ情報だろうw

αルート、βルートでそれぞれハルヒは弁当を作っていた。両方とも料理が得意という点は一致していたが、片方は家で良く料理をし、片方は料理をしない世界になっていた。この真逆の差に俺は読んでいて何かあるのだと騙された。

αルートに登場したハルヒの入団試験をクリアした新入部員は渡橋泰水(わたはしやすみ)という名前で朝比奈さんが悶絶するくらい可愛い娘だった。

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読者は誰でも予想するだろう。こいつの正体は異世界人だと。しかし長門のお墨付きでこいつは未来人でも宇宙人でも超能力者でも異世界人でもなかった。

だけど、こいつは分裂時のキョンへの電話の主で、キョンもどこかで会ったことがあるなど、既視感を感じていた。何もないはずはないと誰もが思うだろうが、こいつの正体をこの時点で言い当てた人がいたなら尊敬する。

βルートでは藤原が長門を人質にハルヒの力を渡せとキョンに迫っていた。すごく嫌な奴だった。九曜と手を組んでるから無理やりにでもできるんじゃないかと思ったが、それをしない理由は最後までわからなかたけど。

佐々木にも冷たくただの道具のように扱っていたのは意外だった。ハルヒの力の器は何でもよかったらしい。性格上佐々木が都合がよかっただけで。

もちろんキョンも佐々木もそんな藤原たちの指図は受けたくない。そこで唯一の一般人たるキョンは宇宙人と未来人と超能力者を出し抜く(もちろんSOS団のメンバーは除く)方法を考えるのだった。

βルートではキョンと古泉が暇つぶしにキャッチボールをするが、αルートでのキョンと古泉はキャッチボールをしなければならないと思い始めた。ハルヒの弁当もそうだったが、分裂したαルートとβルートの出来事が同じようになろうとしてるのだと思った。この推測はあながち間違っていなかったけど。

新入団員のヤスミは有能でキョンが作ったSOS団公式ホームページをまともにリメイクした。そのときにキョンのMIKURUフォルダを発見したのは面白かったw

でも公式サイトはハルヒの支持に従って作ったため、ダメサイトになっていたw きっと突然BGMが流れたり、マウスのカーソルに☆が付いてきたり、文字がピカピカ光るようなサイトなんだろうw

βルートにもヤスミが現れ、キョンと遭遇したが、こっちの世界ではどうのこうのと意味深なことを言っていた。こいつはαルートとβルートを行き来できるようだった。

βルートのキョンは藤原と決着を付けるために藤原たちと会談の席に着いたが、彼に誘導され佐々木が作る閉鎖空間へと導かれてしまった。

北高にある閉鎖空間へ向かうのにタクシーを使ったが、その運転手はハルヒが家庭教師をしている後にタイムマシンを作る博士君の父親のようだった。タクシーの中での未来だのなんだのという会話をきっと息子に話息子はそれを参考にするのだろう。

タクシー内で佐々木が藤原に対し車が怖いのではと推定していて少しスカッとした。未来には車という乗り物はないらしくそれに慣れていない藤原は怖いようだった。w 佐々木の推理力はすごい。

ここからが怒涛の展開だった!α世界でのキョンはヤスミに文芸部室に呼び出しをされていて、β世界でのキョンは藤原と橘の三人で佐々木の閉鎖空間内の文芸部室に足を踏み入れたのだった。

そしてその場に謎の少女ヤスミとαルートのキョン、βルートのキョン、橘、藤原が揃ったのだった。

そこで九曜と落ち合うはずだった藤原の慌てふためきっぷりが面白かったw あと橘はヘタレで存在がほとんど空気だった。

ヤスミがαとβのキョンを触れさすと二人は融合し、二つの世界の記憶を持つキョンになり、キョンは全てを理解した。そして気が付けばヤスミはいなくなっていた。

そして空は佐々木の閉鎖空間の色とハルヒの閉鎖空間の色が混じり合う、ハルヒと佐々木の閉鎖空間がせめぎ合ってるような閉鎖空間になっていた。

さらにそこに現れたのは朝比奈さん(大)と古泉。この二人の取り合わせは珍しい。古泉もすでに融合済みで全てを理解していた。そして暗躍していた。朝比奈さん(大)を閉鎖空間につれて来たのも古泉。

藤原の目的はハルヒの力を不安定なハルヒに持たせたままにせず、九曜の力を使って安定した佐々木に移動させることで未来を変えることだった。

どんな未来かは聞いて驚愕した。これはさすがに予想できないだろう。

未来で朝比奈みくるは死ぬらしい。

藤原はそんな未来を固定したくなったそうだ。さらに藤原は朝比奈さん(大)のことを姉さんと呼んだw

姉さんを失いたくないために未来を変えようとしていた。真実を聞いてみれば健気過ぎる。

ところが朝比奈さん(大)は弟はいないと否定した。どうやら時間軸には今回のように平行世界が存在しているようで、藤原が朝比奈さんが姉である世界か来ていて、朝比奈さん(大)は藤原という弟などいない世界から来ているようだった。そして世界はキャッチボールの件のように集束するらしい。

ちなみにSOS団の朝比奈さん(小)はどっちの朝比奈さんなんだろうね。あと、キョンは朝比奈さん(大)に対して不信感を抱いているが、キョンはそんな人物になってしまう朝比奈さんの未来を変えることはできるのだろうか。

藤原がやろうとしていたことはハルヒの力を使って違う時間軸に時空連続体を一気に書き換えることだった。そんなことは許されないと皆してやってきたらしいが、ハルヒはどうやらそれをしたらしい。詳しくはわからないけど、これによりどんな世界になったのだろうか。

自棄になった藤原は九曜を使いハルヒを殺そうとした。これには朝比奈さん(大)でさえ焦っていた。でもこれに関しては古泉が大活躍だった。ハルヒを助けるのはキョンだが、古泉はナイスアシストだった!今回大活躍だと思う。

空中に浮かびあがらされて、落とされようとしているハルヒをキョンは空中キャッチしそのまま自分がクッションになろうとしたが、それを助けたのは神人だった。神人はキョンとハルヒをキャッチして助けた。これまで暴れるだけったこいつが助けるなんてまたまた驚愕だったw

その時時間移動が起きて、キョンは未来へと飛ばされた。そこに居たのは大学生となったハルヒとキョン。この二人は同じ大学に行くようで何よりだw

しかしその時間は一瞬で次に目覚めたのは1ヵ月後の世界のハルヒの自宅の部屋のベッドの上。まるで襲い掛かるようにそこに現れたのだった。この日はSOS団結成1周年の記念すべき日で、古泉たちが外から投げ込んだプレゼントを朝方の時間にハルヒに渡した。

新聞も来てないような時間に夜這いに来たのはサプライズだそうだが、ハルヒは喜んでいるようだったw

しかしこの時間移動は何の意味があったのだろうかね。プレゼントを渡すのなら普通に時間が経過しても問題ないだろうに。あと大学生のハルヒも謎。これが次回以降の伏線かな。プレゼントの中身も謎だったからこれも伏線か。

現代に戻りキョンは古泉と長門から事情を聞いた。渡橋泰水はハルヒが生み出したもう一人の自分だった。

「わたはしやすみず」→「watahashi yasimizu」と書いて入れ替えると「watashiha suzumiya」→「私は涼宮」となる。まったく気付かなかった…

世界をαとβに分裂させたのはもちろんハルヒで、長門とキョンを守るためにハルヒが無意識にやったことだそうだ。本来がβルートだったらしい。だから神人が助けたのだろう。古泉はハルヒの力は収まってくると予想していたが、どうやら逆らしい。

朝比奈さんは今もなお何も知らないままで、可愛い後輩のヤスミが実は中学生でSOS団に入りたいがために侵入していたという話を信じていた。朝比奈さんも可愛いと思う。俺は長門やハルヒよりもみくるちゃんが好き。

エピローグ的な話だが、国木田は鶴屋さんに憧れて北高に入ったそうだ。鶴屋さんは天才で国木田の目標だそうだ。

最後の方は今回活躍しなかった鶴屋さんが不意にプッシュされてて気になった。オーパーツも未だ持ったままだし早く彼女の謎が解ける話が読みたい。いつになることかわからないけど。

あとがきは作者の謝罪がほとんどで次回作についてはコメントがなかった。私見だけど1年やそこらで新刊が出るとは思えないな。

きっと作者は今頃プレッシャーから解放されてほっと一安心しているだろう。それでもがんばって次回作を書いて欲しい。


小冊子「涼宮ハルヒの秘密」感想

まずこれに収録されていたショートストーリーRainy Dayはキョンと佐々木が中学生の時の話だった。

佐々木は昔からあの大人びた雰囲気だった。そしてキョンの「やれやれ」という口癖の由来がわかる話だった。

あと、驚愕本編で明らかになった国木田がある人物に憧れて高校を選んだり、キョンが佐々木の作る閉鎖空間の片りんを感じたりもしていた。

それにしてもキョンは佐々木のことを異性として見ていなかったようだ。雨で佐々木の制服が濡れて下着まで透けている姿を見ても何も感じていなかったし、プールの授業でスク水姿の佐々木が座っても普通だった。むしろ違う女子生徒の水着姿を目で追っているくらいだった。

キョンと佐々木の中学時代の日常を見ても本当に仲が良かったと感じられた。佐々木はいつまでもキョンの味方で友達な気がした。

個人的な評価
★★★★★



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涼宮ハルヒの驚愕2010年内発売予定!! 

もう永遠に発売されないのではと半ば諦めていた「涼宮ハルヒの驚愕」がザ・スニーカーの早売りにより2010年内発売予定と明らかになった!

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予定か…。

しかしこれまで散々期待を裏切ってきた角川さん。

今度は絶対の絶対だぞ!今度こそ期待するぞ!作者もだ!



また完成度は80%くらいとのこと。

原稿のペースはわからないけど、早くて7月か8月くらいの発売だろうか?

気長に待とう。



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涼宮ハルヒシリーズ 感想 

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
谷川 流 いとう のいぢ
角川書店
売り上げランキング: 722
おすすめ度の平均: 4.0
5 ある山奥のホテル
5 ふつうに文章力は欠落してない大賞作品
4 すごく面白いけど…
5 以下ネタバレ含む
5 読む人選ぶかも 要読解力



アニメ化もされEDのダンスが世界で流行り、各種メディアにも取り上げられ、一般人ですら多くの人が知っていると思われるこの作品。

もう感想とかレビューとかいらない気がするが一応書くよ。俺がアニメとか漫画とかラノベを好きになったきっかけでもあるし。

もしもまったくこの作品を知らないで原作であるラノベを買おうか悩んでいる人がいれば、悩む必要はないから読んだ方がいい。かなり面白いから。

ストーリーが知りたければウィキペディアでも見ればいい。無責任でごめんなさい。


次にアニメを見てこのラノベを買おうか悩んでいる人、あるいはこのシリーズが面白いを聞いて興味がある人。

後者の場合アニメと同時進行もいいかもしれないが、アニメだけでなく原作も読んでおくべきだ。

アニメを見た人はなおさら原作を読んだほうがいい。

前者の場合アニメの 朝比奈ミクルの冒険 の話を見る前に、原作にあるこの映画を作る話を読むと京アニの芸の細かさに驚くし、2乗倍くらい面白く見れる。

その他SOS団の部室にある笹とかカエルの着ぐるみなどアニメだけでは謎だろう。

その話も原作にちゃんとある。

そしてアニメ涼宮ハルヒの憂鬱のの二期というか新アニメーションはおそらく原作の涼宮ハルヒの消失を元に作られる。

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
消失の表紙は長門に消されたはずの朝倉さん

消失は個人的に最も好きな話だし、ファンの中でも人気があると話だと思われる。

ちょっとストーリーを書くと、ある朝キョンが目覚めると世界は宇宙人も未来人も超能力者もいない世界になっていた。

消えたはずの朝倉はいるのに、ハルヒや古泉は北高にいない。さらに朝比奈みくるや長門有希までもただの人間に、しかも他人になってしまっていた。

SOS団なんて存在しない、おかしくなった世界に気づいたのはキョン1人。

はたしてキョンはどうやって元の世界に戻すのか…という物語。

ちなみに最新刊(涼宮ハルヒの分裂 )ではハルヒとは違う閉鎖空間を作りだす少女佐々木や、

情報統合思念体とは違う天蓋領域からやってき宇宙人周防九曜、

古泉の機関とは敵対している組織の超能力者橘京子、

みくるとは別の未来人藤原などSOS団の敵も登場する。

要チェックだ。

個人的な評価
★★★★★



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プロフィール

じゃいろぺりん

管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

最近コメント返信できなくてごめんなさい。

地方在住のため書籍の入手が発売日より1~2日遅れるのが不利。

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