前作の現役女子高生がエロゲーの声優をやるという設定に驚かされたが、今作の設定にはさらに驚かされた。作者天才だw
私立儚衣高校の生徒会長に就任した「
清和院花緒」は、生徒に慎ましさを身に付けさせるために男女分け隔てなく登下校時と学校にいる間はパンツを着用することを禁止した。自分はこれまでの人生一度もはいたことないからそれを模範としてw

生徒から苦情はくるが、花緒の人望がありすぎて真正面から批判するのがはばかられる状態だった。
主人公の「
深草夕夏」は花緒の友人で一緒に生徒会で副会長をすることになった。夕夏は男子より女子にモテるヒロインだった。
そんなぶっ飛んだ校則が冒頭で成立した学校が舞台の赤面萌え学園コメディ。
パンツをはいていないことにより、女子生徒たちがモジモジと赤面する姿がマジ良かった! 作者が拘っているだけはあるw
まず校門で風紀委員によるパンツの着用チェックで股間を見られ、日常生活でもスカートがめくれないかヒヤヒヤして過ごす日々w


もちろん部活動中もパンツ禁止w
夕夏はテニス部で短いスコートをはくが、激しく動く度にモロ露出してしまい、昔からの友人の男子「
菱丸八尋」にも見られてしまうハプニングが度々あったw
そんな中、パンツをはかないことに慣れている花緒のスカートの鉄壁っぷりときたら…

股間が見えなければいいという風潮だけど、これでも十分アウトだ。
男子生徒はズボンで女子生徒よりはだいぶマシな環境だけど、みんなパンツをはいていないという環境は常に賢者いなければならない苦行ではあるようだった。
でも基本的に天国だろうよ。階段でわざとゆっくり歩いて階上の女子生徒のスカートの中身を覗く奴も登場してたしw
夕夏のことが好きな八尋は告白しよと試みたが、突風によりスカートがめくれまたもろに見てしまったため失敗w

好きな子のを見れたけど、告白できずじまい。はたして幸運なのか不幸なのか…
登下校時に痴漢の被害があるという名目でこの校則を廃止させようとした風紀委員だが、花緒のとった対策ががっかりな方向へ全力で笑えたw
花緒はわざわざパンツを脱ぐためのロッカー室を作り、朝学校についたらパンツを脱ぐよう命じたのだった。
登下校時は着用可になりマシにはなったけど、パンツをこんな公共の場所で脱がなければならない屈辱感は大きいw

生徒会には官能小説を書くことが好きでパンツ禁止校則にも賛成の子や、演劇部でよく転ぶドジっ子属性子など、一波瀾起こしそうなメンバーが加入。
この調子だったら、この作者の発送の豊かさに2巻以降も大きな期待が持てるなw
ノーパン女子高生たちが恥じらう姿ににやけっぱなしの物語だった。
個人的な評価★★★★★
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