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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

インターハイ優勝者決まるッ!物語完結!「はねバド!」 16巻 感想 

はねバド!(16) (アフタヌーンKC)
濱田 浩輔
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はねバド! 最終16巻 感想です。

劇中の時間はそんなに経ってないはずなのに、6年にも及ぶ長期連載中にあった驚くような展開が色々脳裏をよぎった。でも今は色々懐かしい。最後はさわやかな青春バドミントン漫画として幕を閉じた。

ラストバトルは母が見守る中の義理の姉妹対決!優勝した方が高校日本一!

主人公の綾乃はバドミントンの暗黒面から抜け出し、連載開始当初のぽわっとした雰囲気もどこかに漂わせながらもガチ勝負。対するプロとしても活躍している義理の妹コニーも裏表の無いキャラクターで純粋にバドミントンを楽しみながらガチ勝負。

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暗黒面から抜け出したと言ってもその経験はしっかり綾乃の中に根付いているようで、時たま見せるしたたかさはしっかり強みとして試合に活かされていた。

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一瞬見せた暗黒面の力で得点して喜ぶ姿はひょうきんな雰囲気で安心し見てられる。コニーも仲の良い姉妹同士という反応で良かった。

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綾乃は戦略や技を活かして戦うのに対して、コニーは体格に恵まれ単純に強いという印象。そして互いに得点しあって一進一退のラリーが続き勝負は超白熱。

熱いけど、コニーの性格が可愛くて熱戦の間に一瞬涼しい風が顔を撫でるようで面白かった。

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試合もクライマックスで病に侵されながらも成長した娘二人を見守る母は涙していた。バドミントン命な母にとっては大満足な展開だろう。

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そして優勝は主人公の羽咲綾乃!

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ダークサイド編が嘘のようなさわやか青春バドミントン漫画を繰り広げ、試合後のやりとりも純粋におめでとうと言いたくなるものだった!余韻もすばらしい。もう5巻の表紙なんて忘れた!


エピローグはふんだんに描かれていて、ライバル選手たちが世界で活躍している中綾乃は高校バドミント以外には関わらず普通のJKのような青春を送っていた。文化祭のシーンとかもうほんと普通のJK

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それでも1年生でインターハイ優勝しその後も高校バドミントン大会で優勝しまくり2年後には9冠達成に届きそうにまでになっていた。

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コニーとの関係も良好のようで、順調にバドミントを続けている様が描かれ本当にいい最終回だった。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2019/11/07 20:04 ] はねバド! | TB(0) | コメント(0)

綾乃が逆に煽られる…!?「はねバド!」 14巻 感想 

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はねバド! 14巻 感想です。

インターハイは準決勝。綾乃の対戦相手は三強の一人で三年生の「志波姫唯華

高校生にとっての二学年の差は大きいし、当然強かった。彼女の持ち味は類稀なる冷静さで、分析力がやっかいな相手だった。

序盤ははっきりと志波姫の優勢で試合が進み、綾乃のスタイルは完全に読まれていた。完全に。

普段煽る綾乃だが、今回は逆に煽られていたのも面白かったw

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しかも無駄な挑発行為ではなく、この反応からも綾乃を分析していてさらにペースを自分のものとしていた。

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綾乃には煽り態勢がないのは笑ったw 普段煽っているのに。


劣勢な綾乃はインターバルでなぎさに激励されていたのは熱いシーンだね。ちょっと前にあんなドロドロとした対決をしたのにw

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志波姫は例え失点しても綾乃に気持ちよくプレイさせないようなしたたかな戦いをしていて、ちょっとした雑談でさえ心を折るきっかけにしようとするほどだった。

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こんな選手だけど嫌な性格って感じはしなくて、むしろフレゼリシア女子のキャプテンとして信頼感を感じた。上司になってほしいタイプ。

綾乃もやられっぱなしではなく、第1ゲームの中盤以降やっと覚醒。

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さながら写輪眼に覚醒したサスケのように打球を正確に読み、同点にまで追いついて見せた。

綾乃の武器であるクロスファイアは志波姫によって封じられていたが、覚醒後はやっと使えるようになってきた。

テニスの王子様の「飯匙倩(ハブ)」みたいな特殊な軌道を描くクロスファイアにはさすがの志波姫も初見では対処できなかった。

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しかしここは監督が活躍。一流の選手の監督も一流で、同じファームから放たれる回転数の異なる打球の種類は5種類だと分析し、志波姫も試合中に微細な癖を見抜いて早くも綾乃のクロスファイアを攻略してきた。

攻略までのスピーディさが凄まじく、いい試合すぎた。

綾乃はならばと、切り札とも言える必殺技の使用を決断。ラケットのガット部分でシャトルの羽根を折ることでさらに特異な軌道を描く打球を放った。

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コーチは今使うべきではないと言っていたのが敗北フラグに思えるが、この打球を返せるかってところで終わり。

高次元な対決で面白すぎる!

データ系の選手は咬ませ犬になりがちだけど、それを感じさせない地に足のついた強さを感じさせる選手でこのまま綾乃が負けても不思議ではないと思う試合であった。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2018/11/22 22:48 ] はねバド! | TB(0) | コメント(0)

格上相手に圧倒的劣勢の中まさかの…!?「はねバド!」13巻 感想 

はねバド!(13) (アフタヌーンコミックス)
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はねバド! 13巻 感想です。

なぎさVSコニーの試合がひたすらに熱かった!!

なぎさも強豪選手とは言えプロとして活躍するコニーの方がはるか格上の選手。スコアも0-7という圧倒的劣勢。

なのに心は折れるどころかやる気満々で見ていて楽しい試合だった。漫画だけど本当に試合を見ているような錯覚さえ覚える白熱の勝負だった。

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プロ選手コニー相手に粘って粘って泥臭い戦いをしかけるなぎさの奮闘が本当にかっこよく、本当にこのままプロ相手に勝ってしまいそうな勢いを感じた。

コニーは綺麗に勝とうとするあまりその隙を突かれる形となった。

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気が付けば同点にまで追いつかれそこから一進一退の試合。

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いや、勢いがある分なぎさが優勢に見える戦いだった。

互いにMPではなくHPを削って打球を放つような削り合いにコニーも余裕がなくなってきていた。

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最終的には互角の死闘を繰り広げたが、膝に爆弾を抱えるなぎさはコーチにより強制棄権。将来に勝負は持ち越しとなった。

棄権で勝利したコニーもなぎさとの勝負は楽しめたようで、綾乃以外にも強敵が増えたと感じたことだろう。

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盛り上がり最高潮なタイミングで棄権で終了。こんなお預け状態じゃあ心が滾ったままだから、このまま渚の試合が楽しみだ。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2018/07/06 21:12 ] はねバド! | TB(0) | コメント(0)

三強に挑む無名選手の戦いが熱い…!!「はねバド!」 12巻 感想 

はねバド!(12) (アフタヌーンKC)
濱田 浩輔
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はねバド! 12巻 感想です。

アニメ化嬉しいね!綾乃の最初のゆるふわキャラから中盤の暗黒面に落ちてキャラが変わるところまでは見たいw


物語は三強と言われ優勝候補の益子と綾乃対決は時代が代わる対決だった。

綾乃も強いが益子は全国的に名前が通っているくらい強い選手。そんな相手に優位に試合を運んでいく戦いが面白かった。

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この戦いに挑む益子も強すぎる故の孤独を味わってきた選手だが、それでも友達として応援してくれる人がいてどちらもがんばれって気持ちになった…

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そして綾乃は三強の一角を撃破して勝利。どこの馬の骨かも知らない一年生の綾乃が優勝候補を倒したことで会場の空気が変わったのは新しい時代の幕開けのように感じた。

一方のなぎさも同じく三強の一角のコニーと対決中。

こちらも非常にいい勝負だった!なぎさの膝の怪我も問題な互いに全力勝負を見ることができた。

格上であるコニー相手に引けを取らないどころかリードまでして、しかも自信の弱点を試合中リアルタイムで克服する成長性までも見せて主人公の活躍だった。

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これまで持っていなかった選球眼を得たなぎさに苦戦するコニーだが、それも束の間であっという間に成長したなぎさに対応してみせたコニーの実力もすさまじかった。お互いどんどん成長して、まったく女子高生は最高だぜ。

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なぎさは次第にコニーに追いつかれてもメンタル面も強く観客を驚かせるスマッシュまで放ち会場までも味方につけている風だったw いいね王道主人公!

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この勢いにコニーも驚くがそこには怪しげな笑みが浮かんでいた…

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お互い1ゲームずつ勝ち第3試合で勝った方がベスト4進出。

このファイナルゲームもいい勝負をするかと思ったら試合はずっとコニーのターンだった…

コニーは常に余裕を保ち、なぎさの必殺技であるスマッシュまで披露してみせるほどであった。

ここまで破竹の勢いがあったなぎさが1点も得点できないまま試合は進み、絶対的劣勢でも涙をこらえながら日本一を目指す姿はこちらも泣きそうになった。

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凡人が天才の壁に阻まれるのは辛いけど、このシーン好きだわ~

個人的な評価
★★★★★



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[ 2018/03/07 22:41 ] はねバド! | TB(0) | コメント(0)

自分の上位互換選手との対決が始まる…!?「はねバド!」 11巻 感想 

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濱田 浩輔
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はねバド! 11巻 感想です。

同じフォームから繰り出される違う種類の打球により相手選手を翻弄して綾乃は準々決勝までコマを進めていた。

準々決勝の相手は3強の一角にして綾乃の上位互換と言われている「益子」。奇しくも同じ左利きプレイヤー。

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益子は子供のころから神童と呼ばれるほど強すぎたゆえに孤独で、自分と境遇が似ている綾乃にもシンパシーを感じ今回の試合に臨んでいた。

健全なスポーツであることを忘れてしまいそうになるほど鬼気迫るオーラが出ていて、バドミントンという名の格闘技のような試合だった。

綾乃の必殺技とも言えるクロスファイアもあっさり返される始末。

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綾乃は益子の胸に届くプレイをしたいと願い、自分らしさを出すためにあえてかつての邪悪モードの片鱗を出したのはよかった。あのころの情け無用なプレイスタイルもエグくて面白かったもんなw

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しかも今回は格上相手だから弱い者いじめでもなく、相手選手もやっと会えたと喜んでいたからwinwinの関係だ。

渚はこれをきっかけに点が取れるようになっていった。

上位互換でありながら未だ心に闇があって救われていない益子と、すでに救われている綾乃の差が出てきていた。

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綾乃のことを「羽咲」ではなく「神藤」と呼んでいるところが露骨にそうだよね。

娘に対して厳しい態度をとってきた綾乃の母が娘を素で応援していたのも良い一コマだった。

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自分によく似た格上相手に最後までどう食らいついていくのか次回も楽しみだ。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2017/10/06 22:25 ] はねバド! | TB(0) | コメント(0)
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