主人公「
宇佐見ヨウイチ」が友人の「
阿螺井」の助言で色々夢見て進学した、田舎の孤島「
源五郎島」にある
弾正高校は古代遺跡の迷宮を持ち、周りには巨大が蔓延る危険な場所であった。

この島では遺跡の恩恵を受けて露店が繁盛していた。その露天商の一人だった内向的な少女「
三笠シオ」はヨウイチと知り合い、襲ってきた巨大アライグマを撃退するという身体能力を見せつけた。

ところが自宅が巨大ダンゴムシの落下のせいで無くなり、行く所も無くなり、ヨウイチや阿螺衣と共に弾正高校に入学することになった。

この入学式で登場したのが在校生代表2年のアイドルのような存在「
朝生田悠美」。こんなこぼれ落ちそうな感じのビキニアーマーで遺跡の攻略なんてできるのだろうかw

新入生の三人はこの悠美と他の先輩の案内で遺跡の見学に向かうことになったが、その道中で普通に生徒が巨大生物の餌食となって死亡しているからおぞましかったw

一応現代日本なのになんて世界感だ…
アイドル的存在の悠美の素の姿は何というか普通だったw どうやら元アイドルっぽいけどアイドルっぽくないし、被害者体質っぽさもあった。
遺跡へ行く途中、やぶにトイレに向かった悠美はパンツをまだはいていない状態で巨大な鳥に捕まってしまった。
ヨウイチが助けようと脚を掴むも一緒に運ばれるだけで、阿螺井がライフルで撃ったことでやっと解放されるも崖下の森に落下して遭難してしまった。
悠美はビキニアーマーなんて防御力が無さそうな装備をしているだけあって、実力はそこまでないようだね…
遭難した二人が森を彷徨っていると、遺跡の入り口を発見しそこでロボットみたいなやつが普通サイズの動物で何やら実験しているところを目撃してしまった。

目撃してしまったがために、ロボ的な触手で襲われる悠美。お決まりの展開だけど、ToLOVEる的なものではなかった。そういうキャラだと思ったんだけどな…
ただ、ピンチに陥っている状態ではあるわけで、ここで主人公は虫の羽を模したような刃が出現するライトセーバーのような武器を手に入れ悠美の救助に成功した。

これでようやく主人公が普通の高校生から探検家にジョブチェンジした。
その後無事森からも救助された二人はまた同じメンバーで遺跡の最深部へと繋がる立ち入り禁止の入り口にやってきていた。主人公は教師の許可を得てライトセーバーを2本持ちしていて今や心強い。
そして新入生の三人は先輩の静止も聞かず、立ち入り禁止の遺跡に入っていったのだった。
身体能力で大きなアドバンテージを持つシオと、銃を持つ阿螺井、そして古代のオーパーツの武器を二つも持つヨウイチはモンスター1匹相手なら余裕そうだったけど、この遺跡のモンスターはモンスターハウスのように数が多かったw
そのため遺跡の最深部へ続く階段の段階でもう無理だった。ヨウイチのオーパーツの羽の剣で空を飛び命からがら脱出。
だがその活躍を認められ先輩からコミュニティ古美術部に加入しないかと誘われた。

現代日本の田舎が舞台なのに、異世界ファンタジーのような世界感というアンバランスな設定が今後面白くなりそうだった。でもまだ1巻だけあってキャラ紹介程度の内容。本番はダンジョン攻略が本格的に始まってからだろう。
遺跡と巨大生物の関係、オーパーツ、遺跡の正体など期待する。
個人的な評価★★★★☆
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