小中高大一貫校のミョウジョウ学園10年黒組は生徒全13人中12人が暗殺者でたった1人だけがそのターゲット。

この黒組に集められた暗殺者は主人公の女子高生「
東兎角」含め皆曲者揃いの変わり者ばかりだった。

グラマラスボディの「
犬養伊介」と僕っ娘の「
桐ヶ谷棺」には注目しているw
13人の内誰が暗殺者で、誰がターゲットなのかは、生徒間でも暗殺者をこの学園に送ったパトロンたちも表向き知らないようだけど、13人のうち「
一之瀬晴」だけが暗殺者の空気を出しておらず、こいつがターゲットだと暗黙の了解になっていて、一之瀬本人も自分は昔から命を狙われていると自覚していた。

でも一之瀬は身体中傷だらけで、手足もどうやったらそんな傷跡残るのか深く考えたくないような傷跡があったり、薬物に耐性があったり過去に色々あったり明るいキャラだけどミステリアスではあった。
正式には一之瀬がターゲットとは公言されていないことが気になった。これが大きなミスリードかもしれないし、暗殺者であるはずの兎角も実は人を殺したことがないということも明らかになったから、こいつがターゲットでもおかしくないと思う。
だが、犬養伊介は一之瀬を騙して睡眠薬入りのお茶を飲ませ、眠っている内に暗殺してしまおうとさっそく行動に出たのだった。

そしてこの暗殺を邪魔したのは寮で一之瀬と相部屋である兎角。
一之瀬の過去を聞いて情が移ったのか理由は定かではないが、兎角は一之瀬の命を狙う11人の暗殺者から一之瀬を守る守護者として学園生活を営むことを決意したのだった。
一之瀬は自分が狙われていることを知っているにここまで能天気に過ごせるというのも、かなりの精神的強さを持っているね。
それに1人のターゲットに対し11人の暗殺者は多すぎる。兎角は強かったけど1人でガディアンはきついだろう。強行手段で本気出せば1日で終わりそう。あいにく暗殺者同士仲はあまりよろしくないようだから表面上はけん制しあって普通の学校に見えるけどさ…
それに教師は反応が普通すぎて暗殺のことを知っているのか知らないのかわからない。この担任も何ものなんだろう。
1巻は設定とクラスメイトの紹介がメインだったが面白そうな設定だし、今後物語がどう転がるか期待しておこう。
見るからに怪しい暗殺者もいれば、一見まともな人物に思える暗殺者もいて、そんな彼女らがどのような暗殺手段を使ってくるのかも今後楽しみだ。
個人的な評価★★★★☆
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