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マンガとかラノベ等の感想ブログ

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完膚なきまでに敗北させられるが…「戦場アニメーション」2巻 感想 



蟹沢は同じくらいの年齢のプロ「猿渡」に敗北。アニメ製作にかけた時間も敗北。

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蟹沢は猿渡に負けるべくして負けたのだった。

しかし子供のときからの情熱はこれくらいでくじけることなく前向きであった。

蟹沢はアニメ制作会社に電撃訪問してそこで猿渡の許可を得て本物の原画を描かせてもらった。

凄まじい行動力だけど、猿渡はその原画をスピードも遅いし全部がダメだと全否定した。さらに追い打ちをかけるかのように修正するより自分が描き直した方が早いと言われる始末…

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そこで猿渡の技術を見て蟹沢は力の差を実感していた。

普通の精神ならこんなのを見せられたら心がボキボキに折れそうなものだけど、蟹沢強いな…

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猿渡はバクマン。に例えると新妻エイジのようなキャラだった。天才キャラで、掴みどころがないし悪いやつでもない。そんな猿渡に対抗心を燃やす蟹沢は亜城木みたいなポジション。

ただし、アニメ製作は漫画製作と違ってチームで作るもの。

そこに登場したのが巨乳服生徒会長の牛川。

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風紀委員気質の副会長で、風紀を乱しまくりの蟹沢とは対立していた。

牛川は小説家の父親に憧れ小説を書くも、その父親から処女作を酷評され自分の進路に悩んでいた。しかし牛川の小説を読んだ蟹沢には評価され、挙句蟹沢の頼みでノリノリで脚本を用意してしまった。

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この牛川さんちょろいなw 分かりやすくて可愛いキャラじゃないか。

1巻では蜜花という声優が仲間になり、2巻はこの牛川。こうしてスタッフが増えて行くんだろうかね。

今回は、圧倒的大敗北してもめげずに活動する蟹沢の前向きさがまぶしい展開だった。

個人的な評価
★★★☆☆



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自分のアニメ声にコンプレックスを持つヒロインが出会った人物は…!?「戦場アニメーション」1巻 感想 



帯コメントはけいおん!の平沢唯役などでお馴染み豊崎愛生さん。

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そのせいでヒロインの脳内ボイスが愛生さんになってしまった…w


自分のアニメ声を中学時代にからかわれイジメに発展し、それ以来人とコミュニケーションが取れず友達がいないヒロイン蜂屋蜜花は高校入学時の自己紹介も無言で過ごし、親睦会も欠席し一人カラオケを楽しんでいた。

そしてクラスメイトの留年生でアニメ監督を目指す蟹沢完才にその一人カラオケを聴かれ、自分が作ったアニメの声優として目を付けられてしまった。

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入学時のクラスで蟹沢が蜜花を摘みあげるシーンは、蜜花がちっちゃくて可愛かった。和んだ…

蜜花の声に惚れた蟹沢は一人カラオケの動画をネットに流すぞと脅し、新入生勧誘のための自主製作アニメのアフレコを無理やりやってもらったが、そのアニメは大好評で蜜花もまんざらでもないようだったw

そして蟹沢は、蜜花を魔法少女の勧誘のようにしつこくアニメーション制作部へ勧誘しまくった。

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この手の作品ではよくあるように、蜜花は蟹沢のアニメに掛ける信念を知ったり、自らのコンプレックスに前向きに接しようとしたりで少しずつ心が揺れ動いて行く展開だった。もちろん最終的には入部を決意。

濃い面子が揃ったアニメーション製作部の中にちんちくりんで小動物系な蜜花がいるシチュエーションに萌えるw

日常の授業では蜜花が古典の教科書を読むよう先生に言われ、読むと源氏物語のセリフがアニメっぽくなっていてクラス中楽しそうだった。

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蜜花の声にクラスの男女問わず頬を朱く染めていたし、このクラスではイジメの対象ではなく、人気者になるんじゃないかと思った。

蜜花本人は一生懸命なのになぜか被害者になっていたりする、空回り系ヒロインで保護して愛でたくなる可愛さだった。


蜜花も声優として参加して部活の仲間たちみんなで作ったアニメは学生アニメーションフェスに応募して最終候補10作にまで残ったのだった。

フェスの会場には皆で出向き、イベントを楽しみながら結果発表を待った。

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しかし結果はグランプリはもちろん優秀賞にも選ばれず落選。

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グランプリは学生にしてプロとしている猿渡終という少年に持って行かれてしまった。

しかも猿渡はたった一人でアニメを作り、他を寄せ付けないクオリティを実現していた。そんな相手に圧倒的敗北…

アニメ製作の修羅場な風景は丁寧に描かれていただけに、同情する展開だった…

たった3分のアニメを作るのに1年かけていた蟹沢たちは、心折れずに新作に挑むことができるのだろうか。

次回に続く。

王道な展開でありながらアニメ制作部という珍しい部活が舞台の漫画で、なおかつ漫画ファンとアニメファンは近いものがあるせいか、身近に感じる作品だった。

1巻としては大満足。

個人的な評価
★★★★★



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自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

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