いい奴なのに行動の全てが裏目に出て某リト少年のようにToLOVEるに遭い、結果女の子からは「変態」と蔑まれ普通に嫌われてしまっている主人公
伏松。
彼が何故こうも不幸なのかと言えば、怠け者の恋のキューピットが無条件で女の子に嫌われまくる
銅の矢を下界に適当に捨てて、それが偶然に伏松少年に刺さってしまっていたからだった。
その責任を取らされた怠惰な天使
キュピコは下界で伏松の恋を応援することになったのだった。
ラッキースケベを経験したら普通こんな感じで嫌われるよな。結城リトの方がおかしかったんだ!これが現実!
でも性格はいいのに全てが女の子に嫌われる結果へと結びつき、片想いの相手にさえ嫌われているのは居た堪れなかった… 主人公は一生懸命がんばっているのに、こんな不幸を背負わせたのにめんどくさがりで自分が天界に帰ることしか考えていない天使がクズすぎww
だが銅の矢と対をなす、無条件でモテまくるようになる金の矢の効果は絶大だった。

既に銅の矢が刺さっているため効果は一時的なものになってしまっているが普通に過ごすだけでハーレム状態。
これを経験しながらも矢の力を使わず片想いの
柚木さん攻略しようとする姿には敬意を抱くが、妄想内容は銅の矢がなくても変態っぽかったw


こういった妄想シーンやイベントシーンはたくさんあった。主人公は確かに不幸ではあるけど、途中から調和は取れているような気がしてきたわ…
伏松の恋を成就させなければ天界に帰れないキュピコを嫌う別の天使が、伏松に対し恋なんてそっちのけで夢に向かってまっしぐらになる鍵を使って干渉してきた。
これまで変態だったのにそれが普通と言えるレベルにまでランクアップしてむしろキュピコの野望に協力してるじゃんと思ったが、伏松の夢は柚木さんとの結婚で変態なのは元からだった。

鍵のせいで暴走モードとはいえ、いきなり「娘は何人くらいほしい?」と質問するなんて引かれてもおかしくない。
しかし、銅の矢二本刺しの状態では何もしていないのにそこにいるだけで、そのオーラから不快感(キモさ)がまとわりついてくると言われているのはあんまりだったw 主人公が何をしたってんだよ…
何をやっても女の子に嫌われてしまうという逆境状態でヒロインと結ばれることができるのか、今後の主人公の奮闘が気になる物語だった。
個人的な評価★★★★☆
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