KAKERU
日本文芸社 (2013-12-19)
隣国から魔王抹殺のため送り込まれた暗殺者三人娘は、さっそく魔王に発見され日課としているレズプレイの動画を撮影されいた…
魔王はそのレズプレイがえらく気に入り、暗殺者を客としてもてなす破格の対応までしていたw

だがディナーの席で自分たちのレズプレイをリピート再生させられるとかどんな拷問だ… さすが魔王、ゲスいなぁw
三人娘は何もしない限り身の自由と安全を保障されるが、内二人は魔王に性的な快楽を与えられ籠絡されてしまった。

この事態を重く見た最後の一人は魔王を倒すため、魔王が大事にしているメイドのサラに手を出してしまった…
これがいけなかった… サラへの攻撃は魔王の逆鱗に触れ、こいつは生きたまま1巻の内容からも察することができそうな惨たらしい最期を迎えたようだった…
さらに暗殺者を送りこんだ隣国にはこいつの身体を引きちぎりさらしながら進軍し、蹂躙を開始した… レズ姉妹は魔王の味方に。

1巻に引き続き、気のみ気のままに人間をもてあそび暴虐と凌辱の限りを尽くす魔王の破天荒ぶりにもはやカリスマ性まで感じるわw 魔王と呼ぶに相応しい魔王っぷりw しかも機嫌が良い時と悪い時の振れ幅が大きいから厄介だし。
隣国への攻撃は女子供関係なく市民の虐殺から始まったが、途中からその暮らしの貧しさから市民を言葉巧みに煽って国のトップを攻撃するよう扇動したのだった。
これまで国民に貧しい生活を強いてきた大公は市民の手により捕まり、市民の手で処刑されたのだった。

1巻では力で屈服させるような展開が多かったが、今回は人間を操り人間同士で解決させるやり方をとってきた。
これに関しては大公がクズだっただけにスカッとしたけど、大公の気持ちを考えればこの最期は屈辱的だったろうなw
きっとそういうことをわかってやっている魔王さん、マジえげつない!
こうしてこの国はめでたく魔王のものになり一件平和が訪れたようだが、これが後悔する選択になるそうだ…
魔王進軍前より悪い状況になるってどんな状況なんだろうか…
人間たちが魔王への対抗方法を話し合っている間に魔王は1日で人間の女100人斬りに成功していた。

慢心してるね。これがはたして命取りになるんだろうか。
魔王の下僕となってしまった元人間のダンタレアスをとりあえず撃破するために、人類は彼の旧友の聖騎士ランスロットを刺客として送り込んできた。

魔王の前ではたぶん虫けらなんだろうが、魔獣となったダンタレアスとの勝負は成り立ちそうな感じだった。それでも結局は人間VS人間の戦いで魔王にとってはただの見世物だ。
人間が魔王の手のひらで踊ってる感がいいね。
ランスロットとダンタレアスの思い出や、君主との歪な関係、母親代わり存在だった姉が魔物に殺された記憶など紹介され彼の生き様みたいなものが語られたが、こんなに背負っているものがあるとぜひとも敗北して魔王の従順な下僕になってほしくなる(ゲス顔)

人間界に結構いるらしい野良魔物って基本凌辱が好きなんだな… なんとけしからん…
魔王の悪のカリスマっぷりにシビれる!あこがれるゥ!展開だった。
個人的な評価★★★★★
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