バラ

マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

愚かにも魔王を利用して金儲けしようとする商人を蹂躙…!?「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」 6巻 感想 



お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 6巻 感想です。


今回は砂漠にそびえ立つ廃城を根城にした魔王軍に、砂漠の大商人アリババの息の掛かった円卓の騎士二人が勝算を持って攻めて来た。

楽器の音色で蟲を操り攻撃してくるというおよそ人類の味方とは思えない禍々しい能力で攻めてきて、魔王軍の下級兵はあっという間に殲滅させられていた。

DSC_0098_2017062922204206b.jpg

人間たちもここまでの魔王の人類侵攻で、相手をするのに二人は少なすぎると理解している上での攻撃なだけはあった。

そこで魔王様が取った手は3人同時に犯すことでその喘ぎ声を楽器代わりに蟲を逆に操り返し返り討ちにするというものだった。

DSC_0099 - コピー

覚悟を決めて攻めて来た人類を嘲り笑うような対抗手段で圧倒的であった。

敗北した円卓の騎士二人は情報源のため捕らわれの身となったが、二人が率いてきた巨大サンドワームの口からは難民が出てきて、城下町に住み着いてしまった。

わけがわからない展開だが、魔王に頭を垂れる態度から魔王は普通にその人間たちを支配し、町を見事栄えさせることに成功していた。

DSC_0101_20170629222045220.jpg

これは魔王を利用して金儲けをしようとする大商人アリババの作戦であった。魔王に満足感を与えることで愚鈍化しその隙を突こうとしていた。

実際、魔王も部下に指摘させるまではその罠にまんまとはまっていて、危うく魔王の人類侵攻の旅がここで終わってしまうところであった。

これまでの敵と違い武力ではなく、こういった作戦で魔王に対処しようとするのは面白かった。

しかし眼が覚めた魔王はアリババの本拠地を襲撃。最後は戦闘ではなくチェスで勝負。

DSC_0102_2017062922204690d.jpg

物語世界ではマスケット銃でさえ最新鋭の武器という設定の中、アリババは戦車まで保有していて謎多き人物だった。そもそもどうやら人間でもないらしい。

ただ、魔王を利用しようとした報いは受けることになり、最期は魔界との貿易を独占的にしたいという希望を聞いてもらい、その足掛かりとして魔王から剣を腹部に貰っていた…

アリババの商人組織が瓦解したため、モルジアナは女王として王国を復興させた。

魔王様も好き放題だが気まぐれに世のためになることをしたなぁと思っていたけど、最後の最後にモルジアナ女王を弟含め国民に中継しながら犯すという暴挙に出てあんまりだったw

DSC_0105 - コピー

魔王はやっぱり魔王だった。人類の事情なんて関係なし。

そして魔王は砂漠から海に出た。そこでも魔王を始末するために円卓の騎士は人類が666年かけて手懐けた先代魔王のペットを仕向けてきた。

DSC_0106.jpg

ちなみに蟲使いの円卓の騎士二人は処分保留で魔王軍に同行。ある程度自由も与えられていて、やや対応に不満が残る。不条理な暴力がないとは…

魔王はこれまで使っていた剣をアリババの腹部に突き刺したきりだったため武器がなかった。そこに小舟で通りかかった少女は日本刀をプレゼント。哀れクラーケンは一刀両断。

DSC_0107_201706292220518b4.jpg

勇者が伝説の剣を引き抜く前に、魔王様強化イベ来てしまったかw

最終目的地も近づき、円卓の騎士でも雑魚でない奴らの存在も明らかになり、最終決戦も近いのかも。

個人的な評価
★★★★☆



下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング

人間界も闇が深い…「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」 5巻 感想 



お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 5巻 感想です。

エルフ編クライマックスと新章突入でいつもに増して救いのない展開だった。

魔王軍に寝返った姫エルフ三姉妹の末っ子のお陰で、魔王の蹂躙は順調に進みエルフ軍は着実の全滅へと近づいて行っていた。

一方的かつ戦死者を晒すような進軍で、人間とは決して相いれない残虐な悪の王であることが再認識できた気がする…

寝返った姫エルフの末っ子は実の姉だろうが躊躇なく手にかけるようになっていた。

DVC00002_20161008165150e98.jpg

ロビンの弓も今や魔王に通じなくなり、魔王軍に入るかここで死ぬか選ばなければならない立場へとなっていた。

DVC00003_20161008165152d5f.jpg

ロビンは表ではエルフとの融和を説きながら、本当の目的は使い捨てできる軍隊が欲しかっただけというクズキャラ。

だが腐っても円卓の騎士の一人。最後の最後は魔王の言いなりなんかにならず、自分は唯一愛した姫エルフの長女と共に最期を迎えたのだった。

敗北して戦死はするも最期は美談で飾った。ところがそれすらも蹂躙するのが魔王様で、姫エルフとロビンを材料に新たな魔獣を製作。どの道ロビンには魔王の味方となる選択しかなかったわけだ… まったくもって救いがない。

DVC00006_201610081651540d9.jpg

エルフの住む森は滅び、生き残ったエルフは人間の奴隷になっていた。

自分の眼を抉った人間を人一倍憎んでいた姫エルフの次女もその限りで、あれほど人を憎んでいたのに人間様に全裸で命乞いする姿は見るに堪えなかった。

DVC00005_20161008165153f29.jpg

というわけでただただ魔王軍が強化されただけで、可能な限りのバッドエンドだったと思う…

続いて新章砂漠編。

砂漠の廃城を新たな拠点にした魔王様は、捕らえた女騎士を男子牢に入れて凌辱される姿を見て楽しんでいた。

DVC00007_2016100816515668d.jpg

変らない外道っぷり。

この城を訪ねて来たのは人間の商人「ペルシャ

DVC00008_201610081715113ea.jpg

彼女は相手が人間だろうと魔族だろうと商売には関係ないそうだ。

色々ご用命に応えある程度魔王様にも気に入られていたようだったが、そこに新たに現れたのはペルシャの飼い主である商人「アリババ」。

アリババはペルシャの実の弟を魔王のルナス同様ペットの犬のように連れ歩き、ペルシャにも躾けた成果とやらの合言葉で強制的に弟の前で一人慰めをさせるなど、魔王顔負けの非道を働いた。

DVC00009_201610081715135c0.jpg

ペルシャの正体は亡国の姫。国が滅んだ際に亡き国王王妃の借金返済の代理人として弟と共にアリババに回収され幼女のころから娼婦として働かされていた。そして自由になるためのペルシャはずっと商人として働いていた。

DVC00010_201610081715145a5.jpg

人間界もかなり闇が深く、こういうパターンなら魔王様が等しく蹂躙してくれるのもありかなと思ってしまう。なんとなくペルシャも味方になりそうな気がする。

今度の敵は勇者や騎士ではなく大商人。とりあえず円卓の騎士をけしかけていたが、どんな戦い方をするのか期待だな。

個人的な評価
★★★★☆



下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング

魔王討伐される…!?「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」 4巻 感想 



お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 4巻 感想です。

エルフの森の侵略を開始した魔王様。歯向かってくるエルフは容赦なく虐殺していった。殺し方も相変わらず非道。頭部をプレスして苦しませながらやるなんて。

DVC00001_20151128213711cf2.jpg

しかしエルフが弱いから大人数でも魔王のフィールドだったけど、訓練された戦士だった場合多勢に無勢で敗北するのか。

恐怖する一般エルフたちに魔王は命が欲しけりゃ順番に服を脱げと脅しにかかったのだった。命を盾に女性の尊厳を奪う最低な魔王。しかしこれが魔王にとって当たり前のことなんだろう。

DVC00002_20151128213712afd.jpg

だがエルフの森も魔王の独壇場というわけではなかった。エルフに唯一味方する円卓の騎士の一人「ロビンフッド」と訓練された弓兵たちが遅れて参上。

ロビンは5年かけてエルフたちの信頼を勝ち取り、エルフたちが自衛できるように準備をしていたのだった。

DVC00003_201511282137143ec.jpg

非常に頼もしい描写でロビンの軍は弓矢の雨を降らすが、魔王は矢を反射させて逆に弓兵を壊滅させたw 頭のいい外道だね。

DVC00004_201511282137150c5.jpg

エルフ軍もやっぱり弱いんだなと思っていたけど、ロビンがここぞとばかりに取り出したとっておきの弓矢は魔王の防壁を貫通して本体を射抜くことができたのだった。

DVC00005_20151128213717fa6.jpg

この弓矢を受けた魔王は谷底に落下し死霊たちも消滅。なんとロビンとエルフたちは魔王の討伐に成功してしまった!まぁあっさりすぎてどう見ても生きてるフラグだったけどw

厄介な魔王を討伐しエルフに感謝しゃれるロビン。ところがロビンは決してエルフも優しい人間ではなかった。

エルフ娘が人間を恨むきっかけとなった片目の消失も犯人が実はロビンだったし、薬を使って快楽付けにもするし、非道のレベルはまるっきり魔王と同一。種族が人間か魔王の違いだけだった。

DVC00007_20151128215109867.jpg

ロビンがエルフに目を付けたのもエルフなら人間と違って被害者が出ても問題にならないし、かつての勇者のパーティのエルフが持っていた伝説の弓が欲しいというのもあったろ、あくまで利用するためだった。

英雄だと思っていたロビンがクズ野郎で死亡フラグが立ってしまった。英雄のまま魔王に負ける展開もえげつなくて良かったけど、こいつならひどい目にあっても心苦しくないねw

魔王は当然生きていて無防備で死体を確認しにきた愚かなエルフに奉仕させてり、セシリーを魔獣化させたりして再進軍を開始した。

DVC00008_20151128215111513.jpg

新たな魔王軍の仲間も頼もしい。向かい撃つ気でいるロビンさん勝てる気がしない。

DVC00009_20151128215112241.jpg

ぜひ最後は伝説の弓と一緒に魔王様の魔獣になって欲しいな。

魔王も人間も非道で面白かった。ただ盲信的なエルフたちは愚かだし、支配者の人間の敗北が楽しみだ。

個人的な評価
★★★★☆



下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング

第三勢力エルフが魔法に接触…!?「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」 3巻 感想 



お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 3巻 感想です。

久しぶりの新刊。魔王によって魔獣にさせられたダンタレアスと、その盟友である聖騎士ランスロットのバトルから物語はスタート。

長めの回想でダンタレアスとランスロットの絆が描かれているから、この二人の戦いを楽しむ魔王の卑劣さ増し増しw

DVC00001_201411291100028c8.jpg

魔獣となって支配されているダンタレアスを討つべく、全力で挑むランスロットの人間の勇気と誇りをかけた戦いが面白かった。魔王が上から楽しんではいたが、頑張る人類がかっこいい戦いだった!

そして相討ちながら魔王軍の一大戦力の魔獣ダンタレアスを撃破し、橋も落として強制的に魔王軍の進行を妨げることにも成功した。さらに死してなお魔王に一撃加える根性も見せ、人類の根性を見せてくれた。

魔王もこいつを服従させることは難しいと魔獣化を諦め、人間が一矢報いた記念碑として死体の再利用を止めたのだった。

DVC00003_20141129110005844.jpg

ランスロット単騎でよくここまでの成果を上げたよな。魔王もダンタレアスを失ってもここで倒しておいて正解だったんじゃないだろうか。

盟友同士の戦いは、人類を弄ぶ魔王の卑劣さとヒューマンドラマの詰まった良い戦いだった。


進路を変えさせられた魔王は、道中エルフが住む森に差し掛かっていた。元々エルフを征服する気はなかったようだが、接触してきたエルフの娘「セシリー」の肉体を気に入り征服決定。

DVC00004_2014112911000710e.jpg

セシリーも双子同様魔王様のを気に入り自ら進んで肉奴隷になったが、そんなにすごいのか… 初めての男とは言え…

エルフと人類の関係は険悪だが、エルフの唯一の理解者の人間で円卓の騎士の一人「ロビン・フッド」と共に徹底抗戦の構えをしていた。

DVC00005_20141129110009d8b.jpg

そんな状態で、魔王は肉奴隷なったセシリーの道案内でエルフの本陣に単身乗り込んでいった。

DVC00006_20141129110017896.jpg

これで次どうなるんだろうか。

ランスロットの活躍で魔王にまったく対抗できないわけでないとわかったし、魔王の軍門に下ったエルフ同士もいるし、魔王もエルフの身体を楽しむために人類への侵略のように虐殺はしないだろうし、方向性がたくさんあって続きが気になるぞ。

二ヶ月に一回した発売しない雑誌の単行本だから次が遠すぎ。2015年夏とか…

個人的な評価
★★★★☆



下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング

征服の方法がゲスい!!「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」2巻 感想 



隣国から魔王抹殺のため送り込まれた暗殺者三人娘は、さっそく魔王に発見され日課としているレズプレイの動画を撮影されいた…

魔王はそのレズプレイがえらく気に入り、暗殺者を客としてもてなす破格の対応までしていたw

DVC00008_20131219222816152.jpg

だがディナーの席で自分たちのレズプレイをリピート再生させられるとかどんな拷問だ… さすが魔王、ゲスいなぁw

三人娘は何もしない限り身の自由と安全を保障されるが、内二人は魔王に性的な快楽を与えられ籠絡されてしまった。

DVC00009_201312192228170e9.jpg

この事態を重く見た最後の一人は魔王を倒すため、魔王が大事にしているメイドのサラに手を出してしまった…

これがいけなかった… サラへの攻撃は魔王の逆鱗に触れ、こいつは生きたまま1巻の内容からも察することができそうな惨たらしい最期を迎えたようだった…

さらに暗殺者を送りこんだ隣国にはこいつの身体を引きちぎりさらしながら進軍し、蹂躙を開始した… レズ姉妹は魔王の味方に。

DVC00010_20131219222818d36.jpg

1巻に引き続き、気のみ気のままに人間をもてあそび暴虐と凌辱の限りを尽くす魔王の破天荒ぶりにもはやカリスマ性まで感じるわw 魔王と呼ぶに相応しい魔王っぷりw しかも機嫌が良い時と悪い時の振れ幅が大きいから厄介だし。

隣国への攻撃は女子供関係なく市民の虐殺から始まったが、途中からその暮らしの貧しさから市民を言葉巧みに煽って国のトップを攻撃するよう扇動したのだった。

これまで国民に貧しい生活を強いてきた大公は市民の手により捕まり、市民の手で処刑されたのだった。

DVC00011_2013121922282074d.jpg

1巻では力で屈服させるような展開が多かったが、今回は人間を操り人間同士で解決させるやり方をとってきた。

これに関しては大公がクズだっただけにスカッとしたけど、大公の気持ちを考えればこの最期は屈辱的だったろうなw

きっとそういうことをわかってやっている魔王さん、マジえげつない!

こうしてこの国はめでたく魔王のものになり一件平和が訪れたようだが、これが後悔する選択になるそうだ…

魔王進軍前より悪い状況になるってどんな状況なんだろうか…

人間たちが魔王への対抗方法を話し合っている間に魔王は1日で人間の女100人斬りに成功していた。 

DVC00012_201312192228213a5.jpg

慢心してるね。これがはたして命取りになるんだろうか。

魔王の下僕となってしまった元人間のダンタレアスをとりあえず撃破するために、人類は彼の旧友の聖騎士ランスロットを刺客として送り込んできた。

DVC00013_20131219222826bab.jpg

魔王の前ではたぶん虫けらなんだろうが、魔獣となったダンタレアスとの勝負は成り立ちそうな感じだった。それでも結局は人間VS人間の戦いで魔王にとってはただの見世物だ。

人間が魔王の手のひらで踊ってる感がいいね。

ランスロットとダンタレアスの思い出や、君主との歪な関係、母親代わり存在だった姉が魔物に殺された記憶など紹介され彼の生き様みたいなものが語られたが、こんなに背負っているものがあるとぜひとも敗北して魔王の従順な下僕になってほしくなる(ゲス顔)

DVC00014_201312192228281b4.jpg

人間界に結構いるらしい野良魔物って基本凌辱が好きなんだな… なんとけしからん…

魔王の悪のカリスマっぷりにシビれる!あこがれるゥ!展開だった。

個人的な評価
★★★★★



下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

にほんブログ村 漫画ブログへランキング
プロフィール

じゃいろぺりん

管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

最近コメント返信できなくてごめんなさい。

地方在住のため書籍の入手が発売日より1~2日遅れるのが不利。

初めての方はこのブログの説明書をどうぞ。

相互リンクも募集中です。詳しくはコチラを見てください。

ブログランキング参加中。
せっ…せっ…押せっ!ざわ…ざわ…
にほんブログ村 漫画ブログへランキング

twitter始めました。

カテゴリ
ブログ内検索
アニメBlu-ray/DVDランキング
ホビーランキング
ゲームランキング
コミックス,ラノベランキング
コミックスランキング


ラノベランキング