主人公の
一今仏子は普通の女子中学生ではなく、水を浴びるとスライムになれるという特別な能力を持っていた。

そして放課後は先輩の
日生翠恋と一緒に勇者研究部という部活動を行っていた。
翠恋も仏子同様魔物になる能力を持っていて、彼女は壁と混ざることでゴーレムになる能力を持っていた。

胸は薄いが、ゴーレムになるときの描写が若干艶めかしかったw
なぜ魔物になる能力があるかと言えば、二千年前に勇者と魔王が戦い勇者が負けたため、魔王により世界に平和が訪れ今の人類がみんな魔物の末裔となっているかただった。
しかし魔物になる能力は退化していて、勇者の末裔が復活しそうな現代になって10代の若者の千人に一人しか魔物になる能力を持っていなかった。
その勇者の復活を恐れて、仏子や翠恋は勇者研究部をやっていたのだった。そんな日常の物語だった。

最初二人しかいなかった部活だったが、途中からキメラの少女
木村梅も入部してきた。

この少女の動物と合体してその動物の力を得るという能力も良かったが、性格が素直じゃなくて可愛かった。
梅は本当は友達が欲しくて入部したのに、心にもないことを言ってしまったり、趣味を聞かれて盆栽と言えずにお前らのへこんだ顔見ることとか言っちゃうし、笑顔も特徴的で可愛かったし良キャラだったw

魔物少女というジャンルは割合も重要だけどありかもしれない。
かつての魔王城は観光名所として親しまれて、スカイツリーのようにお土産売ってるし、歴史博物館感覚で勇者の剣まで展示してあって魔物的に平和な世界で面白かった。
仏子のクラスには仏子に思いを寄せる
山田勇作がいた。一緒に下校できることに喜びを感じたり初心な感じのラブコメをしていたが、勇者復活とか名前に「勇」という文字が入っていたりとかでもしかしたらと思ったら案の定だったw

魔物と勇者の禁断の恋が始まってしまうのかなw
あのRPGでも魔物使いという職業もあるし、ありなんだろう。勇者を籠絡できれば魔物の世界は安泰だろうし。
1巻は主に説明回であったが、勇者が負けて魔物が蔓延る世界になったという奇抜な設定で新しいと思った。
個人的な評価★★★★☆
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