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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

逆に心理分析されてしまう…!?「Doubt!」4巻 感想 

Doubt! (4) (電撃コミックス)
天乃咲哉
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-02-27)


心理学のテクニックを駆使して実妹を探す物語最終巻。

ビジネスライクに妹を探すつもりが好感度上げまくりだし、感情移入してしまうしでラノベの主人公状態になってしまったイチルはいなくなった妹候補 彪を探しに長崎まで行くことを決めた。

別の女を追いかけるイチルに飛鳥は素直になれずに送り出すようなセリフを言ってしまっていた。

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メインヒロインっぽいのにこんな滑り台みたいなことになるなんて思わなかった…

長崎に到着早々イチルは謎の女と出会って、自分が得意なはずの心理分析を逆にされてしまい色々図星を突かれてしまった。

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この女は主人公のことを見透かしてくるけど、別に何かテクニックを使って分析したのではなくエスパーのように見透かしたのはちょっと残念だな… 今回主人公もテクニックを披露しなかったし。

でも、これまで子供らしくなく上から目線で心理学的テクニックを使ってきた主人公が、結局は子供だったというオチは秀逸だった。

この女こそ彪の母親だった。彪の母と問答を繰り返して色々迷うイチルが子供らしかった。

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彪の母は娘をイチルに託し病死。そして悲しみに暮れる彪にイチルはお兄ちゃん発言をした。

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だが、DNA鑑定など妹だと断定する調査はしない道を選び、妹候補三人はこれまで通り妹として守っていくことを決意していたw

つまりはハーレムルートを選択w

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物語の真相はイチルの知らないところで明かされるが、大人ぶった主人公が結局は大人たちに子供として大事にされコントロールされていたという物語だった。

やっぱり後半も1巻のような心理学テクニックの紹介があって欲しかったな…

個人的な評価
★★★☆☆



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[ 2014/02/27 23:10 ] Doubt! | TB(0) | コメント(0)

目的を果たしたら後腐れなく去る予定が…!?「Doubt!」3巻 

Doubt! (3) (電撃コミックス)
天乃咲哉
アスキー・メディアワークス (2013-09-27)


今回は心理学的テクニックはあまり登場せず、ヒロインたちとイチャイチャしたり水着があったり、お風呂があったりのハーレム回。

隠し子候補の飛鳥と真魚はすでに攻略済みで主人公にデレデレ。

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だが最後の一人の彪だけは行動が自由すぎるため攻略が難航していた。

勝手気ままに後先考えずに行動しているように見えるけど、たまに心を見透かしたような核心を突いたようなことを言ったり、色々読めないヒロインだった。

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それでも自分の家に留まらせることに成功したイチルはやり手だ。

三人の隠し子候補たちの好感度上げはちゃくちゃくと進み、皆で海に遊びに行く水着回があった。

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どの子の水着も良かったが、真魚は借り物の水着で胸が控えめなため、少しかがんだ拍子にイチルに先端を見せてしまうというハプニングも発生した。

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イチルがハーレムすぎてアレだけど、彼にとっての本番は真魚の祖母との対決だった。もちろん隠し子かどうかはっきりさせるために。

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祖母の言葉は絶対になってしまっている真魚の現状に、イチルはいつもの冷静な心理学的テクニックを使用せず声を上げ感情に訴えかけるようなまるでラノベ乃主人公のようなセリフで訴えかけたのだった。

しかもついあつくなってか真魚のことを本気だと言ってしまうしw

クールなつもりでもヒロインたちについ感情移入してしまい、わだかまりなく去るのが困難になりつつある主人公のヘタレっぷりが滑稽だった。

感情移入のバランスのせいで他の子の攻略も難しくなりつつあるようだし、ここから軌道修正して隠し子を無事探し出すことができるのか?

個人的な評価
★★★☆☆



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[ 2013/09/27 23:21 ] Doubt! | TB(0) | コメント(0)

妹候補たちの好感度がどんどん上がって行くが…!?「Doubt!」2巻 感想 

Doubt! 2 (電撃コミックス)
天乃 咲哉
アスキー・メディアワークス (2013-04-27)


イチルは立花彪が仕掛けたとされる爆弾を探すために、飛鳥と真魚のファンクラブを利用して、黒幕を捕まえてみせた。

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ファンクラブの利用の仕方もあるキーワードを混ぜることで、犯人にプレッシャーをかけ見事な心理戦だった。

だけどこの騒動の元々の引き金はイチル自身にあって、敵を作りやすい性格を自覚するようになっていた。

あと、この作戦を実行するにあたり、ヒロインたちがスク水姿で通常授業を受けなければならなくなってしまい面白かったw

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イチルは読者の心も鷲掴みだね。


真魚とはデートをすることになったが、それは心理学とかまったく関係ない普通のデートで真魚が初心すぎるただのイチャイチャデートだったw

プロファイリングのためのデートだったけど、ここまで懐かれていざ別れるときはどうする気なんだろうか…


飛鳥の母親がマルチ商法に引っかかってしまい、その解決にもイチルは尽力した。

そこに登場した人の説得方法や、相手と親密になって情報を聞き出す方法など日常でも使えるものだからリアリティがってそれを駆使するイチルの活躍が面白かった。

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そしてイチルは悪徳商法の親玉との対決にも挑み、無事飛鳥の母を救うことに成功した。

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ヒロインの目の前で怖そうな悪の親玉相手に言い負かしてしまうイチルにヒロインの好感度が上がらないわけないだろうw

全ての問題が片付いた後の別れが心配になる展開だった。

今回も心理学を巧みに利用して事件を解決し、ヒロインたちとの好感度を上げていく技術がとても勉強になるストーリーだった。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2013/04/27 22:11 ] Doubt! | TB(0) | コメント(0)

心理学の知識や分析力を活かして妹を探す!?「Doubt!」1巻 感想 

Doubt! 1 (電撃コミックス)
天乃 咲哉
アスキー・メディアワークス (2012-11-27)


17歳にして引きこもりで3000万の借金がある主人公の神埼イチルは、3000万の借金をチャラにしてもらうことを条件に、父親がカウンセラーをしている高校の一つ下の学年に潜入して父親の正体不明の隠し子、つまりは腹違いの妹を見つけるために転入をしてきた。

ダブってるという負い目も気にせずイチルは得意な心理学のテクニックと分析力を活かし隠し子の可能性がある少女3人に接触をはかっていくという物語だった。


イチルは少しヘタレぽいところもあったけど、実際にある心理学のテクニックを巧みに使って少女たちと次第に親密になっていく手際の良さが見事で、よくそんなところを観察しながら、よくそんなことを考えながら会話ができるものだと甚だ感心した。

最初に接触した候補の藤堂飛鳥は学校ではだれにでも平等に親切な優等生で、誰も知らないプライベートでは実家の家計のためにバイトをがんばる苦労人だった。

そういう風に学校とプライベートを完全に分けている飛鳥と接触し、プライベートで家にお呼ばれして手料理をごちそうしてもらったり学校でも弁当を作ってきてもらったりしてもらうほどの仲になっていて、偶然の力もあったけど、弁当を作ってきてもらう技は日常でも使えそうだし勉強になった。

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本編中に登場した心理学は巻末のおまけページでも解説されていて親切だったw

二人目はかつて「バレエの王子様」という舞台劇の主人公を演じていた水城真魚。彼女は学校のファンの前ではついついキャラのようにクールになってしまうけど、本心ではそれを嫌がっていた。

で、真魚に接触したイチルはその立ち姿勢からも心理状態を分析して好感度を上げる方法を選び実行した。だが、真魚は演技のプロとしてイチルの演技をあっさり見抜き白熱の心理戦だった。バトル漫画じゃないのにバトル漫画だった。

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ここまで色々な技を使い自分の思い通りに事を運んできたイチルの初めても失敗だった… しかも逆に手玉に取られ、取り乱していて手強い相手であった。

気を取り直して飛鳥とデートに行ったイチルはそこで着ぐるみショーを見て、その着ぐるみの中身が真魚だと見抜き、そこで起きたアクシデントに取り乱す真魚を素で勇気づけ何気にフラグを立てていた。

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こいつは心理学の技が無くても十分女たらしだな…

心理学で籠絡した飛鳥に、今回の真魚。この中に妹がいるかもしれないのにだぞ。学校でも飛鳥と狭いロッカーに密着状態で隠れたりしてたしなぁ。

3人目の立花彪はかなりの問題児で爆弾で建物を爆破とかテロ行為までやっていた。退学どころか豚箱に入ることになるレベルだった。

それゆえ接触すら困難で苦労していた。その八つ当たりか、教師を心理学の「ストックスピール」という誰にでも当てはまるセリフで相手の思い当たる点を突く技を使って脅迫していて面白かったw 飛鳥若干引いてたしw イチル性格悪いね。

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あとから解説が入るけど、ページを戻して読み返すと確かに確信に触れることは言ってなくてよく考えられていると思った。

最後にやっと爆弾を仕掛けている最中の彪と接触することができた。初っ端から心理学の技を使って情報を引き出し始めたが、こいつとはどうフラグを立てるのだろうか気になるなあ。

フラグ立てても妹だしはたして物語はどういう展開になるのか今後が楽しみな1巻だった。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2012/11/27 23:51 ] Doubt! | TB(0) | コメント(0)
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