久遠 まこと
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-10-24)
主人公・
西浦健一は幼馴染みで黒魔術にハマっている不登校少女の
暗馬詩音の呪いによって奴隷にされてしまった。

このヒロインは引きこもりになってまで黒魔術にはまるほど性格に難ありで、親切な幼馴染みを奴隷にした挙句、大した用事もないのに呼び出したり暴虐の王だった。

健一を金縛り状態にして無抵抗なのをいいことに、鷲掴みにして脅してくるとか下種のすることだ。
他にも親切だけどどこかセリフにトゲがある委員長に呪いをかけようとしたり、自分が運動に自信がないからと体力が落ちる呪いをクラスメイトに掛けたり自分勝手で痛いやつだったw
しかも呪いの実験体はやっぱり健一で体力が落ちて動けなくなった状態で、脚で踏みつけ辞めて欲しくば屈辱的なセリフで許しを越えと最低だったw

でもどこか残念な感じもあるし憎めない一面もある…
同じく黒魔術を使う
エリーも詩音同様性格にクセがあり、下種で残念なやつだった。パンツをはくことにこだわらないのはいいねw

そしてエリーと詩音の戦いが実に低レベルで笑えたw

詩音は委員長に呪いを掛けようとしたが、委員長は自然と呪いを弾き返す体質だった。それは何故かと委員長の帰り道を付けるとなんと実家が教会で毎日お祈りをしていた。
ところがなんだいい子じゃんと思ったのもつかの間で、教会にやってきた健一を危ない目で勧誘してきたww
わりとまともなキャラだと思ったのに、健一の「目がヤバイ」というセリフでもう危ない人という印象が根付いてしまった。

ドSで低レベルでハイテンションな物語だったけど、何も考えずに読めて楽しめたw
個人的な評価★★★★☆
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
