
大人気文章系タイトルのラノベのコミカライズで、こいつもその内アニメ化しそうだ。
中学時代オタクを特に隠さず過ごしていた
柏田は、高校進学とともにオタクを隠して生まれ変わると心に決めていた。

そして登校中出会って一目惚れした
長谷川と幸運にも同じクラスになったが、ある日ビッチと噂の
恋ヶ崎桃とぶつかった拍子に鞄をぶちまけ、しまってあったハーレム系ラノベと桃の携帯小説を交換する形で持って帰ってしまった…
これがきっかけで恋ヶ崎にオタクだったということがバレてしまい弱みを握られてしまった。ただ、ビッチと噂の恋ヶ崎が実は男が苦手でハーレム系ラノベの設定に対して純朴な反応を見せていたのはお約束という感じだったw

恋ヶ崎は傍若無人でありながら、初心なところもあってなんとなく釘宮ボイスか竹達ボイスが似合うキャラだった。
弱みを握られた柏田は恋ヶ崎に片想いの相手であるさわやかイケメンの
鈴木にオタクかどうか聞いて来いと違ったらとても恥ずかしい指令を出したのだったw
しかし鈴木は読み通りガチオタで、柏田と意気投合してすっかり友達になってしまった。同じ趣味の話ができる友達がいるってのは羨ましい。

そこで恋ヶ崎は鈴木と仲良くなるために柏田に協力してもらって、オタクになることを決意した。一方柏田は恋ヶ崎のアドバイスでリア充になることを決意した。お互い足りないものを補い互いの恋を成就させるというとらドラ!のような物語だった。

恋ヶ崎は手始めに鈴木がプレイしているというエロゲを柏田と一緒にアキバへ買い物に出かけるが、専門店独特の空気に気圧されるところとか俺も初めて行ったときのことを思い出した。
何の取り柄もない主人公が何故かモテモテという設定はリア充にとっては違和感ありまくりなんだね。この点はオタクでも違和感は感じつつも納得してしまっている節があるかなぁw そういうところに突っ込みを入れる点が新鮮だったw
柏田はいつか叶って欲しい長谷川とのデートを想定して恋ヶ崎と模擬デートをすることになった。
ラブプ○スのような最近の恋愛ゲームはリアルだと豪語する柏田だが、実際に恋ヶ崎とデートをしてみると全然ダメだった。
どこかの神にーさまじゃあるまいし、ゲームはしょせんゲームだよねw 恋愛シミュレーションと謳いながら、その実泣けるノベルゲームだったというものも多いしw
さらに柏田はオタクだとバレないように服装に気を使っていると言っていたが、しっかりと制服を着すぎて逆にオタクオーラを出す結果になっていてあるあるだと思ったw
そんな散々な柏田だったけど、何だかんだでラノベの主人公だけはあって恋ヶ崎のような見た目はいい子と一緒にデートができてリア充だった。
オタクはなるものではなく気が付いたらなっているものだとよく言われているけど、はたして恋ヶ崎は自らの意志でオタクになれるのか、そしてどっぷりとオタクな柏田はリア充になることができるのか今後の二人の努力が楽しみな作品であった。
個人的な評価★★★★☆
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