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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

良子の本音が語られる感動の最終回!!コミック版「AURA アウラ 魔竜院光牙最後の闘い」4巻 感想 



今週末からいよいよ映画が公開される。初日に行くかはわからないけど、いつかは見たい。


コミック版最終4巻はこのベストなタイミングで発売され、感動のクライマックス。

DQNに脅されている一郎は良子が語る新たな設定を全否定して、二度と話しかけるなと冷たく突き放したのだった。

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独りぼっちになった良子が取ろうとした行動は学校の屋上に机を並べて芸術的な神殿を建造して、そこから飛び降りることによる元の世界への帰還だった。

つまり飛び降り自殺。

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中二病の良子本人もこれは帰還ではなく死亡ということはわかっているが、この世界はつまらないし嫌いだからついにはこんな行動に出てしまっていた。

これまで周りからどんな目で見られようと自分の設定にどっぷり浸かりまったく気にしていない様子だったのに、実はメンタルはすでに限界だったということだね。

良子の転移を止めさせるために一郎は中学時代の恥ずかしい格好に着替え再び良子の説得にあたったw

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せっかく高校デビューしたのに全校生徒の前でこんな姿をさらしてまで良子を救おうとするところは勇気あるかっこいい行動だと思うw

しかし一郎の声は良子に届いて転移は取り止めてくれた。

中二じゃない素の良子としての本心の吐露シーンは、これまでの中二モードの良子を見てきたからかそ訴えかけてくるものがあった。

中二病は所詮、辛い現実から逃げる逃避なんだよね… 自分に人とは違うすごい設定を盛ることで人を見下し心の平穏を揉まっているだけ。自分で言っておいて悶絶したくなるなw

しかし良子は一郎に救われ、そんな妄想戦士からリア充へと二階級特進していたw

一郎と良子のクラスはどりせんが戦士症候群の生徒ばかりを集めて編成していたことが明らかになったし、実は過ごしやすそうなクラスじゃないか。

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最後の最後はこんな感じでコントみたいなオチだったけど、制服姿の良子も普通に可愛いし気持ちのいいハッピーエンドだった!

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元中二病患者には悶絶必至な内容だけど、良コミカライズであった。

個人的な評価
★★★★☆



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イジメがどんどんひどくなる…!?「AURA アウラ 魔竜院光牙最後の闘い」3巻 感想 



劇場アニメは4/13に公開。なるべく見に行きたい。


クラスのグループの構図が変わったことで、一郎と良子は露骨な嫌がらせを受けるようになっていた。

消しカス投げてきたり、靴を隠したり、机に落書きしたり、絵に描いたようなイジメだった。

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良子をトイレの個室に閉じ込めて、上から水を掛けるとか、そんな露骨なイジメはまだ存在しているのだろうか。

犯人はクズだけど犯人であることを隠そうとしていないところはまだマシなのかも。馬鹿なだけかもしれないけど。

いずれにしろ胸糞悪い展開だった…

びしょ濡れになった良子は一郎と共にそのまま学校をサボり一郎の家に匿われた。そこに帰ってきたのは一郎の姉で見るからに中二病の良子に冷たく当たった。

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事情があるお客さんである良子なのにここまでの対応をするとは、弟の黒歴史は姉にとっても相当な黒歴史なんだろうね。

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一郎は家庭でも良子とつるむなと警告されただけでなく、学校でもイジメの犯人たちに呼び出され中学時代の黒歴史の証拠写真を突き付けられ、良子とつるむなと、どんどん身動きの取れない状況になっていった。

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一郎は警告通り、良子とつるむのを辞めたが電話での連絡は続けていて、良子に制服を着ろとか保身のための方法を伝え続けていた。

なのに聴く耳持たない良子の自由っぷりにはいら立ちを感じた。

竜端子探しは約束ということで一郎は一人で続けていた。そんな中、偶然アクセサリー屋の久米が竜端子のメンテナンスをやっていることを知り、さらに久米から竜端子の元ネタについても教えてもらった。

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一郎はその元ネタを良子に教えて、夢から覚まさせようとしたが良子はどうなることやら… 原作は読んだけど忘れてしまった。

終始シリアスに徹した展開で、一見何も気にしていないように見える良子の胸の内と、良子という存在に翻弄され続けてピリピリしている一郎の次なる行動が気になる内容であった。

次回いよいよ最終回。発売は映画に合わせてか4月。期待して待とう。

個人的な評価
★★★★☆



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厨二病患者とDQN系リア充の格差がリアル!?「AURA アウラ 魔竜院光牙最後の闘い」2 感想 



今絶賛放送中のアニメ中二病でも恋がしたいはこの作品に似ているね…


さた、2巻は痛々しい厨二病患者もとい妄想戦士の良子が一郎と仲良くしているためか、他の妄想戦士たちも一郎に這いよってくるようになっていた。

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人を馬鹿にするような上から目線の妄想戦士たちがとても痛いし、彼らのような人種は誰かに自分の設定を認めてもらうことで満足してんだよねw だから理解してくれそうな人にすり寄ってくる。

吸血鬼設定とか邪気眼とか可愛そうになるくらい痛いなぁw

一郎はそんな生活を適当に受け流していたが、孤立は進んでいた。そして休みの日も良子に騙され、街中に出てまで竜端子探しを手伝わされとても気の毒だった…

街中でコスプレまがいの格好をして妙な言動を取るヒロインに付き合わされるなんてもう前を向いて歩けないくらい恥ずかしい想いだろう。

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しかし偶然入ったそば屋で良子が探していた竜端子を発見してしまった。竜端子は存在していて、それは都市伝説のようなおまじないに使うものだった。

良子がおまじないに頼ってまで叶えたい願いがあるというところがミソだろう。その辺りを考慮すると意味不明な良子を理解できるかもしれない。

竜端子の存在を知った一郎はさっさと探してこの生活を打開しようとしたのか積極的に竜端子探しを始めた。ところが一郎が良子から目を離している隙に妄想戦士たちをうっとうしく思っているクラスの貴族たちと妄想戦士たちがこじれてしまった…

自分の世界でしか強気でいられない妄想戦士たちはDQNリア充の前では萎縮してしまうとかあるあるだなぁと思うw

設定上強い妄想戦士たちもDQNの前では無力そのもので、DQNが悪いし戦士たちは気の毒だけど、これが現実である種、幻想殺しだなと思った…

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厨二病患者を可愛く、そして人気者とまでは言わなくともある程度認められているように描かれている作品も多いけど、たぶん現実では最悪こんなイジメ路線になっちゃうんだろう…

その後DQNは当然の報いを受けるが、この事件でクラスのグループ編成が変わった。

小鳩さんと他さわやか系の男一人が一郎たちと一緒にご飯を食べるようになった。小鳩さんは一貫して天使でほんといい子だ。

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ただこの現状を気に入っていない貴族系女子が何かしそうな感じだった。何をしでかすのかは原作を読んだのが昔すぎて覚えていないが、また一悶着ありそうな感じだ。

原作中のワンシーンがおまけとして集力されていて、良子は一部の3年女子からとても可愛がられているということが明らかになった。困ったことがあったら相談しろとまで言われて気に入られているんだからこのコネ使えばいいのに、一郎は相談しても中二病なところを可愛がっているから意味がないと感じてるのかな。

個人的な評価
★★★★☆



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邪気眼厨二病から卒業した主人公が魔女に出会う!?「AURA アウラ魔竜院光牙最後の闘い」1巻 感想 



昔の1巻完結のラノベだけど懐かしくてコミック版を買ってみた。今更劇場アニメ化ってすごいじゃないか。


中学時代、重度の邪気眼厨二病を発症していた佐藤一郎は高校進学とともにそれを卒業し、なんとか普通の生活を取り戻していた。

元邪気眼らしい、クラスメイトの格差とかを意識している目線が面白かった。クラスに貴族のようなリア充グループはいるよねw

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そんなリア充グループでも誰にでも本当に優しい小鳩さんは可愛かった。しかも読書している本がFate/Zeroで笑えた。原作ラノベではシャナだっけなw

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でもFate/Zeroはリア充からしたら読んじゃいけない本だったのか… 俺は高校時代の朝読書でラノベ読んでたのに… 今思えばアウトだったのか…

あとは友達と一緒にかっこいい時計を買いに行ったり、ささやかながら幸せな日々を過ごしていた。

ところが、ある日の夜忘れ物を取りに学校に行くとそこには蒼い衣装の魔女がいて、首にかけたメダルと会話をしていた。シャナとアラストールみたいに。

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この魔女との出会いで、一郎は過去を思い出しながらも本物だと信じラノベのような世界に入り込んでしまった。

そんな異世界ファンタジーかと思いきや、この魔女佐藤良子はただのコスプレで、メダルとの会話も腹話術というただの現役邪気眼厨二病電波女だった。

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そんな良子と親しくなってしまったため、一郎はせっかくの高校デビューを棒に振り、周りからあからさまに距離を置かれるようになってしまった。

たしか原作のときも思ったけど、かつてここまでひどくなくても中二病を発症したことがある人ならその黒歴史が頭をよぎって、ちょっと読むたびに本を閉じ床をごろごろしてしまうような内容だ。

不登校だった良子が一郎に会うために学校に来たことで、担任からかつての中二病だったころの写真をネタに脅され、良子の友達にさせられてしまった。

良子がただの痛いやつだと知った一郎は突然ドライになったが、良子の態度は変わらず、洗脳を解くとか言い出して何の躊躇もなくキスをしてきた。

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良子は自分の妄想の世界にどっぷり入りこみ、一郎にお金まで渡そうとしたりもした。こういうところを見ると良子が可愛そうに思えてくる。

ストーカー行為をしてくる良子から解放されるために、一郎はしぶしぶ良子の探し物である竜端子を一緒に探すことにした。実際にあるものらしいけど、こんな子供のごっこ遊びに付き合うなんて時間の無駄だろうに、主人公には同情するわ…

良子はただの痛い子で電波女のエリオほどの魅力も感じなかったが、良子と関わりクラスで孤立しても変わらない態度で接してくれる小鳩さんは天使だった。

そして最後には同じく現役中二病患者っぽいやつらが5人現れて終わった… こいつらも確か濃いんだよな…

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個人的な評価
★★★★☆



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