森みさき
メディアファクトリー (2012-05-23)
こんな内容だとは予想してなかった。
よくある学園日常ラブコメだと思っていたらこんな設定とは思わなかったw
冒頭はヒロインである
一乃と
キリカがポーカーを邪気眼中二病っぽく行う「異能バトルポーカー」をやっていて、「輝ける星の時(ストレートフラッシュ)」とか言っていて微笑ましかった。
ところがこの二人は主人公である
ソージを狙って仲が悪く、喧嘩に発展した。よくある可愛らしい喧嘩かと思ったら、本物の異能の力を使ってガチバトルをしていて驚いたw

一乃は炎を操る『煉獄(カサルテイリオ)』を使い、キリカは変身能力である『道化師の栄光(バッドジョーク)』を使い羽根などを生やし戦っていたw
この世界は我々が住むような平和な世界でヒロインたちは本当に無駄に異能の力を持っていたw 普通に生活してて例えばかめはめ波とか必要ないもんね。で、こんな幼稚な喧嘩に使用したりしていた。
タイトルのゲーム同好会は一乃とソージが誰にも邪魔されず二人っきりで過ごすために適当に作った同好会だった。
二人はこの同好会の部室から外に出ることもなく、二人で会話などを楽しむ萌え系日常漫画のような日々を送っていた。
この二人がなぜこんな同好会を作ったかは最後に明らかになるが、それは置いておいて、ソージを性的にからかう一乃が面白かった。基本上から目線なのに何故か献身的だし、口年増な感じが可愛らしい。

メイド服も好きらしくて、メイドについて熱く語っていたのも面白かった。こんなユニークな美少女が現実にもいればいいのにね…

パンツはセクシーな黒だったが、高所作業をこんな無防備な姿でするなんてどれだけ主人公の気を引きたいのだろうかw

ソージがその気ならやってもいいみたいなこと言ってるし、まったくもってけしからんなw

異能がらみの日常では一乃の能力の化身のような動物たちが出てきた。ファンシーな犬とかペンギンでこいつらは何なんだろうか。まぁいいけど。
あと、パンツの色を自己申告するのもすごいねw

こんな恥ずかしいことをどんな気持ちで申告してるのか気になって仕方がない。
途中からゲーム同好会に入ってきたキリカと一乃の能力バトルも見所の一つだったが、拳を使ったヒロイン同士の殴り合いはシュールな絵だったw

これも残念系ヒロインの一種かもしれない。
水着回もあり貧乳・馬鹿巨乳と罵り合いもあったが、やっぱりソージを巡っての争いになり、お約束だが主人公が着替え中のヒロインたちを覗いてしまうというハプニングもあった。

最後は一乃とソージの出会いの話であると同じに、異能についての説明があった。てか、ソージも能力者だったのかよ。

幻想殺しのようなソージの能力『零白夜ラストエレメント』は一乃の『煉獄(カサルテイリオ)』を無効化し固定する能力のようだった。
そして異能には代償があった。一乃の場合定期的に炎を食べなければ見境いがなくなるらしい。ソージはライターの炎をクッキーのように固体化し一乃に食べさせ衝動を抑えさせていた。
それなら主人公やキリカの代償ってなんなんだろうね。こんな無駄な能力で面倒な代償があるなんて嫌だね…
たぶん能力のせいで人を信じられなくなっていた一乃だが、このイベントでソージに興味を持ち恋心を持ったようだった。
こんなとことん日常系ラブコメに少年漫画のバトル物のような異能力を入れるという設定には感服したぞ。これはきっとアニメ化するに違いない。原作ラノベもけっこう出てるようだし。
こりゃ続きが楽しみだ!
個人的な評価★★★★★
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