おじいさんの方針で高校入学までずっと家の中で過ごし、学校も行かず教師である姉に勉強を教えてもらっていた正真正銘の箱入り娘の
西森雫は、知り合いが管理するアパートの一室で一人暮らしをしながら普通の高校に通うことになった。
そして世間知らずのお嬢様である雫の面倒を隣の部屋に住む、同じく高校一年生になる主人公
春日井陽一が色々面倒を見ることになった。
人の言うことを何でも信じてしまうほど純粋無垢で一般常識を知らない雫が、自販機でジュースを買ったり、横断歩道を渡ったりするにも一苦労し、普通に生活していたら何も感じないようなことでも感情豊かに反応していて、その姿が可愛く、見てて和んだ。

そんなエピソードが盛りだくさんな日常系四コマ漫画。
本当に何もかも始めてて初めての学校も遠足前の小学生のように眠れなかったり、スタバで怯えまくったり、体育のバレーの練習でもボールは爆弾という嘘を本当に信じて焦ったり、天然な行動の数々が本当可愛かったw 焼きそばパンが好物という点もある種ギャップ萌えがある。
夏休みはもちろん宿題が出たが、陽一や友達らと皆でやることになり、それを楽しみにしていて純粋すぎる。普通夏休みの宿題なんて楽しい夏休みを邪魔する要素でしかないのに。

雫は日常を最大限楽しんでいて、心が現れるようだった。まったくひねくれていない。捻り応力0だ。
皆で海に行く話では、男たちが水着に着替えて上半身裸の姿を見て照れたりしていてほんと可愛かった。

こんな娘なら俺も面倒が見たくなる。実家もお金持ちだし最高じゃないか。
さらに、雫は純粋ゆえに天然小悪魔で、皆で祭に出かけ人が多くて不安だからと陽一に手を繋ごうと提案したり、スイカをあ~んしようとしたり、雫の天然な行動に耐える陽一の姿も面白かった。陽一は紳士というかチキンというか、顔は怖い設定なのにねw
雫の部屋は女の子の部屋なのに殺風景という話が今回あって、その後触れられなかったから次回はそういった話があるのかな。
変なものに興味を持ったら面白そうだ。
個人的な評価★★★★☆
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