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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

お兄様はさらに強くなる…!?「魔法科高校の劣等生 28 追跡編〈上〉」 感想 

魔法科高校の劣等生(28) 追跡編〈上〉 (電撃文庫)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2019-05-10)
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魔法科高校の劣等生 28 追跡編〈上〉 感想です。

光宣の追跡はほとんど冒頭だけで、結局光宣は隠れ家まで逃げ切ることに成功してしまう。

仮装行列(パレード)や周公瑾の術式で巧妙に隠蔽された隠れ家を探す達也と隠そうとする光宣の対決が今回の主眼だったように思う。

達也はスターズの霊体との戦闘で魔法の原理に関する世界的新しい発見をしてしまった。今回は失敗したがこれを使えば分解の適用範囲が広くなりそうだった。

仮装行列(パレード)破りにも失敗するが今回色々失敗した分次回の再挑戦が楽しみと言える。魔法式の提供を受けたのも大きい。

光宣も達也を警戒していて、隠れ家が時間の問題で見つかると考えていた。だから水波と共に海外逃亡を考えていた。

水波は深雪を裏切ってしまったというブレーキがパラサイト化の決断を遅らせていて、もしもそれが無くなってしまったら危なそうな感じだった。達也と深雪の家には新しいメイドさんがいるようだしそれを知ったら危なそう…

再び日本に攻めてきた人喰い虎さんは千葉修次によってやっと退場。達也たちが強すぎて彼らの対決はもはや力不足感は強い、が達也たちを煩わせることなかったのはよかった。

密入国したUSNAの非正規魔法師部隊が達也と達也の友達を狙っていてそれも次回どうなるか楽しみ。咬ませ犬っぽい敵なら達也の友人たちの敵にはならなさそう。

個人的な評価
★★★★☆



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散りざまで読者を興じさせてくれる…!?「Fate/strange Fake」 5巻 感想 

Fate/strange Fake(5) (電撃文庫)
成田 良悟
KADOKAWA (2019-04-10)
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Fate/strange Fake 5巻 感想です。

作者が国指定の難病を患っているため刊行が遅れたそうだが、そんな状況でもちゃんと発売してくれるのがありがたい。


前回バーサーカーのジャック・ザ・リッパーが、アルケイデスの宝具を奪う宝具により宝具を奪われる衝撃の展開だった。

今回はそんな状況下で一矢報いる展開で熱かった。

この世界の常識というか前提条件として人間じゃあサーヴァント相手に太刀打ちできない。

だけど、そんな常識を覆して警官隊とフラットのチームがアルケイデスに対抗する姿に人間の意地を見た。これが人間賛歌というやつかもしれない。

キャスターの切り札である人間を強化する宝具でパワーアップした警官が用いた英雄殺しのヒュドラの毒はここでこんなものが出てくるのか感心した。

ジャックは象徴たる宝具を奪われ大幅な弱体化したが、キャスターによりフラットと一部一体化することで一応戦線復帰。アルケイデス相手に令呪のコマンドに介入して魔術で大ダメージを与えたところは規格外の魔術師だと思った。こいつおかしいw

ジャックが宝具を取り戻すにはアルケイデスを倒しても無意味で再召喚でもしないとダメだそうだ。しかしフラットならやりかねないと思ってしまった。

そしてここまで人間たちががんばったのに、ヒュドラの毒を受けても倒せなかったアルケイデスに絶望を感ずにはいられなかったが、それでも実は密かに致命傷を負っていたのは良かった。


アルケイデスたちが戦っている傍らで、リチャードは英雄王と対峙して飛んで来る無数の宝具に素早さで対抗してみせた。俊敏のステータスがEXってのが生かされた珍しい戦闘で、面白かった。

安定の宝具ぶっぱを俊敏性で回避するが、やはり圧倒的火力を持つ英雄王が上。リチャードはアヤカだけは見逃してくれと言わざるを得ない状況にまで追い込まれてしまった。

しかしこの戦いに水を差す形で、いきなりアルケイデスがギルガメッシュをヒュドラの毒で攻撃w さらにイシュタルが出現しギルガメッシュを召喚した触媒である宝物庫の鍵を使用し、『王の財宝』を封印状態にしてきやがった。あの触媒が伏線だったとは誰も思わないだろうw

ギルはすでに外にある宝具で防御するがそれもイシュタルに邪魔され致命傷を受けてしまった。ヒュドラの毒を受けると痛みがひどいそうだが、そんな様子を見せることなく最期まで敵に対し仁王立ちしてプライドの高い王様であった。

最初の敗北者が油断も慢心もしていない状態のギルガメッシュであることに個人的にショックであったが、散りざまが立派だったから納得はできた。乖離剣未使用だったし。

あと肉体は消滅していない状態でティーネとエルキドゥによりワンチャンありそうだったから再登場を期待している。


大きく状況は動いたが次なる展開は今回の聖杯戦争で際立って異質なサーヴァント「ペイルライダー」の話になるのかな。

ジェスターによって椿の世界に引きずり込まれたシグマや警官隊や偽アサシン、他多数たち。椿を助けることが目的なのに、実はこの世界は椿を殺さなければ出ることができないそうだ。残酷な設定で続きが気になる。


物語の本筋ではないが、今回とあるシーンで復讐者である巌窟王エドモンが挿絵付きで登場したのはFGOプレイヤーとして嬉しかった。

それと、わりと冒頭で呼び水として召喚された偽サーヴァントたちは時間経過で土地に溶けるとエルメロイⅡ世が言ってて、これすごい設定なのではと思った…


体調のこともあって次の巻がいつになるかわからないが、ここまでで物語は山頂に昇ったそうだ。残り半分期待している。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2019/04/11 21:03 ] Fate/strange Fake | TB(0) | コメント(0)

各界のトップ、アレイスターVSコロンゾン決着…!?「新約 とある魔術の禁書目録」 22巻 感想 

新約 とある魔術の禁書目録(22) (電撃文庫)
鎌池 和馬
KADOKAWA (2019-03-09)
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新約 とある魔術の禁書目録 22巻 感想です。

学園都市のトップであるアレイスターとイギリス清教のトップに君臨していた大悪魔コロンゾンの二大勢力のボス同士の対決の決着回。

かつてフィアンマや魔神に対して抱いたこいつどうやって倒すの?といった絶望感を再び感じる話だった。コロンゾン側がほとんど孤立奮闘なのが数少ない救い。

コロンゾンは今のオティヌスのように存在が安定してしまっているため、幻想殺しも通じず逆襲され最終的に幻想殺しを失ってしまった上条さんだったが、これまで通り失った腕が復活しなかったのは焦る展開だった。主人公のアイデンティティがね。

しかしこれに関してはやや茶番気味なカラクリがあって、食蜂さんのヒロイン力が高かったゾ。

浜面はダイアンを助けるためにコロンゾンに付き従う選択肢を選んだ。クライマックスでは魔術に手を染め副作用を受けながらも無事ダイアンを復活させたのが熱かった。これで浜面も魔術サイドとのハイブリッドになったと言えるのかな。

一方通行は個人的には今回一番かっこよかったと思う。中二的かっこよさ!

一方さんを心から信じて付き従うクリファパズル545が可愛いく、この新たなコンビが輝いていたと言える。

クライマックスでは上条さんをほぼ殺したコロンゾンを許さないミサカネットワークの総体さんとタッグを組んで、一方通行を魔術と科学の両サイドから全力サポート。黒羽根が白羽根に進化し、今回さらなる進化を遂げた科学と魔術のハイブリッドな羽根が登場した。

魔神に対して痛み分けにまで持って行けたから大幅な強化だろう。当然魔術による副作用のダメージは受けるが、クリファパズル545のために倒れずにいたところもかっこよかった。

アレイスターはコロンゾンを倒すために娘リリスと対消滅させるという選択肢もあったが当然そんなことはせず総力を挙げて挑むことになった。

木原脳幹が普通にA.A.A.装備で参戦しているのは今後も味方として活躍してくれるということだろうw

まだ生存ルートのあったコロンゾンだが浜面から差し出された手を拒否し、一方さんとクリファパズル545のサポートと上条さんの幻想殺しによってついに敗北。

ここまで無理をしてきたアレイスターもコロンゾンを倒したことでついに天命を全うするときが来て、一方通行に学園都市の統括理事の全権を託し、最期を看取るイギリス女王のシーンは感動的だった。


そしてコロンゾンを倒したが、新たなに現れた敵はさらにやっかいそうだった。

アレイスターが使役していたと思われたエイワスをその前から使役していて、あのエイワスを椅子にしたり奴隷扱い。

黄金の創設を許可した魔術サイドの令嬢で黄金が誰でも魔術を使えるようになることを目指したのに対し、難しいものも難しいまま使う魔術体系の勢力の令嬢。こいつにはどうやって挑むのだろうかね。

上条さんの右腕に潜む何かも今回猛威を振るっていて上条さんもそれを制御できないようだから、今後制御下におけるかが課題になりそう。そろそろ幻想殺しだけじゃきつい展開が増えてきた。


感動的な最期を迎えたアレイスターだったがしぶといw あの感動のクライマックスは何だったのかw

コロンゾンが使っていたローラの身体を今度は乗っ取り、コロンゾンは声だけの存在になってしまった。ローラになったアレイスターの行動も気になる最後だった。エイワスはアレイスターの復活に気づいているが令嬢は気づかれていないというのが何かありそう。

個人的な評価
★★★★☆



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未来の世界と異なる進路を応援できるのか…!?「君死にたもう流星群」 3巻 感想 

君死にたもう流星群3 (MF文庫J)
松山 剛
KADOKAWA (2019-02-25)
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君死にたもう流星群 3巻 感想です。

今回も夢をテーマにしているが、これまでの友人二人のようにすでに未来で叶うことが約束されている夢ではなく、未来では公務員となっている清楚なクラス委員長がアイドルになるという夢を追いかける物語。

かつてコスパを重視してきた主人公がその非現実的な夢を応援できるかという問題に悩まされ、最終的な決断をするときは過去の世界で二週目をやり直した成長を感じるものがたあった。熱い。

それに加え未来からタイムリープしてやってきた30歳の精神を持つ葉月が暗躍して素直に怖かった。

見た目は12歳なのに病んでる。未来のニートでクズな男に成り下がった主人公でもすべてを受け入れ養い愛する精神を持っているが、他の女は絶許な状態になっていて本当に怖い。

カラーピンナップでぐぬってるところは可愛いのに、途中の挿絵では本当にヤバい。

どうしてこうなったのかは納得する部分はあるが、よくああいう結末に持って行けたと思う。主人公w

そしてこれまで何度か主人公に曖昧なアドバイスをくれていた謎の少女も名前が明らかになり、物語の表舞台にやってきた感があった。彼女の最後のセリフは大分意外なものがあった。

今回主人公が星乃に正体を明かしたことで二人の関係にも変化が訪れそうだから次回がなおさら楽しみ。

個人的な評価
★★★★☆



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ついに退学者が出る…!?「ようこそ実力至上主義の教室へ」 10 巻 感想 

ようこそ実力至上主義の教室へ10 (MF文庫J)
衣笠彰梧
KADOKAWA (2019-01-25)
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ようこそ実力至上主義の教室へ 10 巻 感想です。


3学期の期末試験を無事乗り越えた1年生たちは、春休みまで残すところ最後の特別試験だけという状況だった。

ところが、この時点で退学者がゼロという前代未聞の好成績を重く受け止めた学校側により、臨時の特別試験が追加実施されることに。

教員側も困惑のこの試験はクラスから一人退学になるべき生徒を選ぶという不条理で非情なもの。

こんな試験を理事長であるあの坂柳の父が許可するのか疑問に思ったが、これからの敵は同じ生徒だけとは限らないということでますます面白くなりそうだった。理事長を失脚させてまで特定の生徒を退学に追い込もうとするのがとても凶悪な敵。

誰かを切り捨てるこの試験のルールは簡単。一人三票ずつ持っている評価票と批判票をそれぞれクラスの誰かに投票し、その結果評価票-批判票の数が最も少なかった人が退学。また、一人一票ずつクラス外の人にも評価票を入れることができるというもの。

シンプルすぎて裏技が無い中、各クラスの性格が出ていたのも面白かった物語。

Aクラスは坂柳の一存で決め、Bクラスは退学取り消すを買うことを考え、Cクラスは平和主義の平田の精神が崩壊するほど追い詰められ、Dクラスは嫌われ者の龍園がやり玉。

坂柳によって指名された葛城は退学を受け入れるが、最後の投票結果は坂柳の黒さが出る意外なもので、この結果によって葛城が再び立ち上がりそう。

Bクラスは退学を退けるポイントが不足する中、南雲会長は一ノ瀬に交際を条件にポイントを融資しようとしていた。一ノ瀬にしてみればこんな屈辱は受け入れがたい。でもここは主人公が活躍した。ここで一ノ瀬に借りを作ったのは大きいことだろう。

Dクラスは龍園以外を退学させるのが難しい状況の中ここも綾小路が活躍したし、龍園も同じ手を思いついていたのはやっぱりやっかいな相手という感じだった。龍園でさえ龍園の退学を阻止したいと願う友達ができていることも意外性がある。

Cクラスは坂柳の傀儡となっていた山内が綾小路を退学に追い込もうとしていたが、坂柳の裏切りとCクラスを裏切ったことがバレたため自業自得の結果に。今回も綾小路の手のひらで動く堀北が優秀だった。

Cクラスも高円寺一択の中、よくも荒れたと思う。心挫けた平田は今後復活したら便りになりそう。

そして高円寺が今回クラスのためにわずかながら動いたのはフラグであると信じたい展開。

一ノ瀬と交際できるつもりでできなかった南雲会長だが、きっと何者かが一ノ瀬を助けたと考えるだろう。それが次の物語かも。あと堀北兄は南雲に敗北してAクラスで卒業できない気がした。

新たな敵も登場して一年生最後の特別試験これまでで一番面白い試験であることを期待する。

個人的な評価
★★★★☆



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じゃいろぺりん

管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

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