佐藤 敦紀
角川書店(角川グループパブリッシング)
同名のライトノベルが原作で俺はラノベを3巻くらいまで読んで作品に漂う暗さからリタイアしてしまった経験から、再びこのコミックで読みかえしてみようと思い買ってみた。
原作とは異なり主人公の
みーくんがヒロインの
まーちゃんの学校の生徒じゃなかった。その他細かいところに相違点あり。
もしかしら映画基準のコミカライズで2巻以降はないのかもしれないね。わからないけど。
ストーリーはみーくんやまーちゃんの住む町で連続殺人事件が起こり警察が犯人捜し中というときに、幼い姉弟の誘拐事件も勃発。
その二つの事件にみーくんが関わるという話。
まず表紙にも描かれているまーちゃんが怖かった。平常時と狂気時の波の振幅が大きい。普通にしてればまだ可愛いのに、ふとしたことで息をするかのように本気で襲い掛かってくる。心が壊れているだけはある。
同じように心にダメージを負っているみーくんも普通に見えるが、性格が激しくひねくれている。まーちゃんと一緒にいられる時点でおかしいと思った。
めだかボックスの球磨川とみーくんを会話させたら面白そう。
殺人事件の犯人は原作を読んでいたため知っていたけど、事件の真相へのヒントがほどよくあってよかったと思う。あとはミスリードに騙せれないように注意も必要。
誘拐事件の方の犯人はまーちゃんだったが、何故誘拐したのかは謎のままだった。
原作を××している人にはコミカライズ版もお勧めしたい。
個人的な評価★★★★☆
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