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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

完全に正気を失った礼弥のために千紘が捨て身の行動に…!? 物語完結!!「さんかれあ」 11巻 感想 

さんかれあ(11)<完> (講談社コミックス)
はっとり みつる
講談社 (2014-11-07)


ついにやってきた さんかれあ 11巻 最終回!

終末期の入り完全に自我を失いただ闇雲に生物を襲うようになってしまった礼弥。

それでも礼弥を諦めない千紘の最後の活躍が熱かった。

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自分の味を感じれば正気を取り戻すのではと考え、あえて自分を襲わせようとする千紘だが、すでに礼弥にとって千紘も生物の一つとしか感じなくなっており先に鳥を襲ったり、礼弥にとって千紘が特別な存在ではなくなってしまっていたのがむしょうに悲しかった…

だが、千紘は礼弥とキスするかのように無理やり(?)唇を食べてもい、その味で礼弥は正気を取り戻し動物園に行ったりデートを楽しんだ。

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なかなかロマンチックな展開だと思ったらこの夢のようなデートは妄想落ちで、千紘はガッツリ礼弥に食べられてしまっていた。

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ダークな作品ながらゾンビ萌え要素でマイルドさを出していたのに、最終回でゾンビの怖さが前面に出てきて最後の最後で天秤がこっちに傾いちゃったかという感じw

と思っていたら、千紘は生存していた!

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心臓だけピンポイントで食べられたことで、肉体は無事でしかも祖父と同じゾンビ化の後遺症のおかげで助かったらしい。しかも礼弥は千紘の心臓のおかげで記憶も正気も肉体の鮮度も保てるようなっていた。

こんなブラックジョークをかますなんてやっぱりダークな作品で間違ってなかったなw

まぁでも愛猫やじーちゃんなどメインキャラの死亡もあったから完全なハッピーエンドではなく、よくぞ辿りついたと評価できるベターエンドだ。ゾンビっ娘の可愛さと怖さを同時に表現した上手い終わり方だった。


巻末にはスピンオフで物語のその後のエピソードが収録されていた。

パラレルワードらしいから、正しい意味でのその後ではないけど、たぶん千紘たち主要人物が天寿を全うした未来が舞台で、まだ存在しているゾンビの礼弥が都市伝説化した世界の物語だった。

パラレルワールドとは言え、礼弥が笑顔で良かった。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2014/11/07 23:14 ] さんかれあ | TB(0) | コメント(2)

今語られる蘇世丸製作秘話…!?「さんかれあ」 10巻 感想 

さんかれあ(10) (少年マガジンコミックス)
はっとり みつる
講談社 (2014-06-09)


さてさて、物語もクライマックスで、氷漬けにされていたじいちゃんの元妻のゾンビからこれまでの謎の多くが語られるときが来た。

蘇世丸が開発されたのは愛する人のためで、じいちゃんが長い年月を掛けて身を削る思いで作り上げたのだった。

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当時のじいちゃんは現在のギャグっぽい見た目とは違う劇画な見た目だったし、クライマックスに相応しい壮絶な過去話だった…

千尋の母の真相についてもついに語られた。不幸な事故に遭って死に面して、じいちゃんに頼んで蘇世丸を使用。100年以上の時を掛けて蘇世丸はこういうときのために研究してきたのだった…

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この母の愛も泣けるものだった。

約束だった1週間後の遊園地行きのために蘇世丸を使ってゾンビの身体になりながらも息子と娘と一緒に遊び、少しでも子供たちと同じ時代を過ごすために、自我を無くして身体をほぼ失ってもじいちゃんに頼みこんで保存を頼んで最期を迎えたのだった… いい話だった。

千紘はたくさんのゾンビたちの死を聞いて、あるいは見て、思いだして向かう先は礼弥のところだった。

礼弥は身体はまだ大丈夫だが精神の方はもうかなりヤバイ状態になっていて、ついに千紘の家族を襲うまでに至っていた。

なんとか礼弥を講堂に閉じ込めたところでやっと千紘が追いついた。

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今回で伏線はほぼ回収されたかな。次回はいよいよ最終回。

この物語にハッピーエンドはあり得るんだろうか。礼弥昇天は確実なような感じはするが、ゾンビにとっての幸せを感じることはできるんだろうかね。

過去話が愛の物語だったから、この礼弥との対話もそういった方面で決着するのかな。蘇世丸は完璧ではないと言われているし、じいちゃんでさえ超えられなかった壁を千紘が越えることができるのか気になるところ。

今回、色々な謎が明かされて面白かった。最終回もこの勢いで突っ切って欲しい。

個人的な評価
★★★★☆







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[ 2014/06/09 22:09 ] さんかれあ | TB(0) | コメント(0)

記憶を取り戻すためにアイドルに!?「さんかれあ」9巻 感想 

さんかれあ(9) (少年マガジンコミックス)
はっとり みつる
講談社 (2014-01-09)


ここしばらくシリアスな展開が続いていたが、今回は久しぶりにゾンビっ娘日常コメディ回だった。

千紘と礼弥は日本に帰ってきたが、礼弥は引き続き記憶を失ったままでしかも自分の撮影記録を持つ千紘のことを盗撮犯だと思い込んでいた。

そして違和感を感じつつも自宅でメイドさんにコスプレさせられたりもしていたw

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蘭子たちは礼弥の記憶を戻し千紘の盗撮犯の汚名をすすぐため、礼弥をアイドルとして担ぎ上げて思い出の場所で撮影する作戦を実行した。

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今回はコスプレシーンが多くて礼弥可愛いし、笑えるゾンビっ娘の日常回はやっぱ面白い。

あと、記憶を失い千紘のことを嫌って常にツンツンしつつも、千紘と大切な思い出は微妙に残っていてそれを周りに語るるところも可愛い。知ってる人からすれば思わずニヤニヤしてしまう姿だったw


シリアス面では、千紘はじいちゃんから手紙に書かれていた場所で冷凍されたゾンビを発見していた。

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この冷凍ゾンビはじいちゃんの元奥さんで、解凍された後じいちゃんが蘇生丸を作ろうと思ったきっかけと、開発を中止したきっかけと千紘の母について語ってくれるようだった。

やっと説明されるときが来たか…

そんな感じで新章期待しよう!

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2014/01/09 22:17 ] さんかれあ | TB(0) | コメント(0)

礼弥を救いだせるのか!?「さんかれあ」8巻 感想 

さんかれあ(8) (さんかれあ (8))
はっとり みつる
講談社 (2013-06-07)


今回は途中日本に残ったキャラの息抜き回もあったけど、それ以外はずっとシリアスな内容で、ゾンビの研究やじーちゃんなどの研究者の過去にも触れるクライマックスのような怒涛の展開だった。

子供のころから生き物を殺すのが好きなサイコパスっぽい正真正銘の狂気のマッドサイエンティストのサルヴァの凶悪性は礼弥という材料を手に入れますます増し、実の娘さえゾンビにしてしまおうとするクズっぷりは吐き気を催す邪悪だった。

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そんな腐った父なのに認められようとゾンビ研究を始めたダリンだが、礼弥に情が移り脱出するための手引きを始めた。一度は道を誤ったダリンだけど改心したっぽいし、元はと言えば親が悪いだろう。

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ゾンビに襲われピンチだった千紘はボケ症状が治まっているじーちゃんに助けられた。正常なじーちゃんマジ頼りがいがある。

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じーちゃんは千紘と共に蘇生丸の在庫を一掃しZoMAを滅ぼそうとするが、肉体はゾンビとに近いとか、母を実験台にしたとか過去が明らかになりなんだか死亡フラグだった…

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まだまだ余裕なサルヴァを前にしてじーちゃんとダリンは助かるのだろうか…

そして千紘の記憶がない礼弥と千紘は蘇生丸を処分することができるのか。そんな一番盛り上がるところで今回は終わり。礼弥記憶戻るのか?

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2013/06/07 22:24 ] さんかれあ | TB(0) | コメント(0)

ゾンビの研究施設で案の定ピンチに!?「さんかれあ」7巻 感想 

さんかれあ(7) (講談社コミックス)
はっとり みつる
講談社 (2012-11-09)


ゾンビの研究施設ZoMAに行こうとしている礼弥とダリンになんとか追いついた千紘は一緒にZoMAに行くことにした。

ZoMAに到着するとそこで待っていたのはダリンの母ではなく父来宮・サルヴァ・アーシェントだった。

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ダリンの父はZoMAでゾンビ研究のチーフをやっていた。まず見た目から母親だと見せかけておいて、ゾンビっぽい雰囲気だからもしかしたらと思ったらそんな考えは的外れで性別男かよ。どんな設定だ。

サルヴァも千紘同様ゾンビ萌えだったが、実の娘には研究者としての興味感心は内容で冷たい印象を受けた。

研究所に到着してまもなく礼弥の検査が始まったが、それが成人男性向けDVDのインタビューみたいで、そのあと大衆の前で実際全裸になっていたり、まさしくそれっぽかったw

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人間ドッグではなく、ゾンビドッグも行われ、礼弥は生前に蘇生丸を飲んだため脳死に至るプロセスがキャンセルされ、まだ脳の一部が生命活動を続けていることが明らかになった。

このまだ人間の部分が残っているという事実は礼弥の未来を救う手立てになるんだろうかね。混濁期を迎えているばーぶも。救われない未来は悲しいしなぁ。

その日は研究所で一夜を過ごすことになった礼弥と千紘だったが、二人は別々の部屋だった。

そして二人が目を覚ますと、千紘は混濁期を越えて終末期(ターミナル・イーター)を迎えて腐りきったゾンビたちに囲まれていた。

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これぞ漫画や映画でよく見る萌えない方のゾンビだね。そして礼弥はゾンビに襲われてもがく千紘の映像を見せられていた。なんと非人道的な実験なんだろうか。ゾンビを作っている時点であれだけど…

しかしゾンビに襲われる千紘を見た礼弥が叫んだ言葉が「降谷くんは…… 私が食べるんだからぁぁああ」で、どんなに美少女でもゾンビなんだなと思ったw 最近暴走してないから忘れていたけどやっぱ礼弥も怖い。

礼弥は千紘を助けるために、隔離している窓を割り行動を起こそうとしていたが、サルヴァは約束を破り礼弥を薬で動けなくして脳を切り開いて何かをしたようだった。

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ダリンはまだ後ろめたさを感じていたようだけど、こいつはやばそうだ。ハンター×ハンターでポックルが「あっ…あっ」と言ってるシーンを思い出した…

この手術のせいか再び目覚めた礼弥はダリンの記憶を失っていた。ばーぶのことを覚えていたのに。

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それなら千紘のことはどうなんだろうか。あと脳を弄くりまわされて何をされたんだろう。なかなかエグイシーンだった。

一方千紘はゾンビに脚を食べられてしまっている描写があったけど、これはさすがにブラフだね。わかりやすい。

ダリンが助けたとかそんなところだろう。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2012/11/09 21:13 ] さんかれあ | TB(0) | コメント(0)
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